スパイクベースインシュレーターの購入/オーディオテクニカ AT6294
2013年4月16日|スパイクべースインシュレーターの購入レビュー
オーナーズブログ「ネットワークオーディオ構築編」について説明していきます。
前回の「QNAP TS-119PⅡの購入」では、ネットワークオーディオに適したネットワーク対応ハードディスク(NAS)について紹介しました。
今回は、オーディオをより一層、高音質に楽しむためにインシュレーターなるアイテムを購入したので簡単に紹介していきます。
まず、インシュレーターとはなんぞやということですが、
しかし実際には、その効果は聴く人の主観によるところが大きく、インシュレーターを設置したことで感じられる効果はリスナー次第・・・という危うい側面ももっています(笑)。
インシュレーターの値段はピンキリで、数千円の安価なものから数万円ほどする高価なものまであります。ヨドバシ秋葉で見たもっとも高いインシュレーターは4つセットで8万円なんていう商品もありましたから驚きです。果たしてそこまでの値段に見合う効果を感じられるかといったら疑問の残るところでしょう。
ネットの掲示板などを見ていても、インシュレーターに劇的な効果を感じられる人とそうでない人に二分されます。僕自身も、それほど聴く能力にたけているわけではなく、インシュレーターを設置して劇的な効果を感じられるとも思えなかったので、比較的安価な製品の中から選ぶことにしました。
インシュレーターには、サイコロ型、柱型、スパイク型などさまざまな形状のものがあり、材質はゴムや石材、金属製などがあります。ここで紹介するスパイク型のインシュレーターで、振動の抑制効果がもっとも高いとされています。そして、
スパイクベースインシュレーターとして評判が高いのは DALI製のCONES-BCでしょうか。スパイクとスパイクべースがセットになった商品で、実勢6000円程度の商品です。
僕も最初はこの商品を買おうとしていたのですが、購入したスピーカー(IKON5MK2)に簡易なスパイクが最初から付属していたので、せっかくだからそれを活かすことにして、スパイクベースだけを買うことにしました。
DALI IKON5MK2 に付属していたスパイクが以下の写真です。
スピーカー本体の底部にネジ留めして取り付けることができます。このまま床に直置きしてしまうと床にキズついてしまうので、通常はスパイクベースが必要になります。10円玉をスパイクベースとして活用している方もいるようです。80円で済むので安上がりですよね(笑)。
そして、以下写真が今回購入したオーディオテクニカの AT6294のスパイクベースインシュレーターです。オーディオテクニカの商品は特徴ごとにいくつかのインシュレーターがラインナップされていますが、スパイクベースのインシュレーターは AT6294 のみです。
AT6294 の特徴として、「明確な定位感と中低域の厚みを実現」を謳っています。僕が購入したスピーカーである DALI IKON5KM2 は低音が少し弱く、音もぼわついている感じだったので、低音の厚みが増したらいいなという期待をこめてこの製品を選びました。
実際に、スパイクとスパイクべースをスピーカーに設置してみました。
最初は、AT6294 の円周に沿った魔法陣のような文字デザインが気に入らずに購入をためらっていたのですが、いざ設置してみるとそれほど気になりません。むしろ、高級感すら感じられます。
ここまでセッティングした状態で、スピーカーの音を鳴らしてみた感想は・・・。
具体的にいうと、いままではスピーカー本体から鳴る音が床と共振して「ヴォォォン」というぼわついたような締りのない低音が響いていましたが、インシュレーターを設置したことによって「ヴォンヴォン」と低音域がクリアかつ良質に聴こえるようになりました。
あるいは、低音の量感が増したとでも表現すれば良いのでしょうか。上手な表現が見つかりませんが、インシュレーターを設置したことで聴き疲れしにくい音質に変化したというのはオーディオ初心者の僕でも感じ取ることができました。
オーディオテクニカの AT6294 は実勢価格4000円ぐらいで買えますので、この値段が多少なりとも効果が得られるのであればインシュレーターの設置を試してみる価値はあると思いますよ!
アマゾンのレビュー なんかも参考になるので合わせて読んでおきましょう♪
以上で、オーディオテクニカのスパイクベースインシュレーター、AT6294 の購入レビューは終了します。