屋内配管工事/建築日記55日目

2012年1月15日(日)~17日(火)/屋内排水管の取り付け工事

 

スウェーデンハウス工事55日目。

前回は、2X4工法金物の取り付け工事について説明しました。

今回は、屋内配管工事について説明していきます。この工事は3日間ぐらいかけて行われるものをこのページで一気に説明していきます。

 

屋内配管工事を行ってくれるのは、(株)近代住機さんです。

 

まず最初に取りつけるのは、排水管用に使う塩化ビニールパイプ(塩ビ)です。

水の流れる音が聞こえないように、塩ビパイプの外側には吸音材が巻き付いています。排水管が室内にあるパイプスペースを通る場合は、吸音材は欠かせません!トイレ、浴室などの排水音はかなり気になりますしね。

 

キッチンでは、床立ち上げで管が4つほど設置されていました。
左から、排水管、給水管・給湯管、食洗機用の排水管・給湯管です。

 

1階洗面所の排水管が途中まで取り付けられました。また、給水管の穴が床にあけられています。

 

そして、リビングのパイプスペースに大きな排水管が取り付けられました。すでに給湯管も設置されており、のちの工事では給水管も取り付けられる予定です。

 

 
パイプスペースとは、配管を上下階に貫くために設けられた空間のことで、このスペースに塩ビの排水管やエアコン配管、給水管などの管が集中します。設計図上では、「PS」と表記されます。

 

塩ビ管を接合するために使うパーツがたくさん置いてありました。

 

2階トイレの排水管とパイプスペースの排水管の取り付けが完了していました。

 

翌日には、パイプスペースの塩ビ管が上に長く延びていました。給水配管も取り付けられていました。

 

パイプスペース内の塩ビ管、どこまで伸びるのかというと・・・天井裏まで伸びていて、そこでストップしていました。これはなんのためにこうなっているのでしょうか・・・換気!?う~ん、今度設計士さんにでも聞いてみようと思います。

 

そして、2階のトイレの排水が1階天井裏の配管を経由して、リビングのパイプスペースに流れ込みます。

トイレの排水管が家の中を這うというのはあまり気持ちの良いものではありませんが、かといって屋外に配管しても、風雨にさらされ、紫外線の影響をもろに受けてしまうので、屋内配管のほうが管そのものの耐久性はあがると思われます。

 

そして、3つ目のパイプスペースには、給水管、給湯管、排水管などが所狭しに設置されました。塩ビの排水管が2つあるのは、浴室用と洗面所用と分けられているためだと思われます。

 

なお、青いホースと赤いホースは、架橋ポリエチレン管(樹脂管)といい、耐久性、耐熱性、耐腐食性があります。この給水・給湯管は、さや管ヘッダー工法で設置されています(詳しくは、「給水・給湯配管工事」を参照してください)。

2階洗面所を見てみると、洗濯機用の給水管、2階洗面所用の給水・給湯配管、排水管の設置がほぼできあがっていました。

 

ユニットバスの排水管と給水・給湯配管です。給水管が1本なのに対して、給湯管が3本もあります。なぜでしょう。1本は間違いなくシャワーと接続されているのですが、あと2本はどこへ・・・。調べておくことにします・・・。

 

以上で、屋内排水管の取り付け工事の説明は終了です。

次回は、3層ガラス窓がようやくベールを脱ぎます!

 

パイプスペ-スは我が家には3ヶ所もあって多いなぁと思っていましたが、給水・給湯配管、排水管のスペースを確保するにはとても重要なものなのです。
 
 
 

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