「かってにスイッチ」で便利な生活を送ろう!/照明計画

2011年10月16日(日)/スウェーデンハウス打ち合わせ

 

前回は、連動配線コンセントの便利さについて説明しました。

今回は、パナソニックの「かってにスイッチ」を紹介していきます。

 
パナソニックの「かってにスイッチ」は、商品名のとおり、人がいると照明がパッと自動点灯し、人がいなくなるとパッと自動消灯します。

 

スイッチを押さなくても自動で点灯・消灯してくれるので、玄関や廊下、階段などに適しています。

僕たちが採用した「かってにスイッチ」は壁用スイッチで、なおかつ親子機能のあるものを選びました。

 
親機の型番が「WTK1411W」
子機の型番が「WTK1911W」

 

 

「かってにスイッチ」の親機と子機の配置は以下図のとおりです。

 

まず、緑で指した矢印は、人間の動線を表しています。

玄関から入ってくると、「かってにスイッチ」の子機が反応し、①のスポットライトと「DL」と表示されたダウンライト2灯、合わせて3灯が自動で点灯します。

今度は階段やリビングから玄関のほうに向かう際には、「かってにスイッチ」の親機が反応し、①のスポットライトと「DL」と表示されたダウンライト2灯、合わせて3灯が自動で点灯します。

 
なぜ親機と子機に分けているのかというと、「かってにスイッチ」の検知範囲が水平で最大160度までしかないからです。

 

例えば上の間取り図を見てみると、「かってにスイッチ」の親機のある位置からでは、外から玄関に入ってきた人間を検知してくれません。なので、玄関入ってすぐ左の壁に補助センサとしての子機を設置する必要がありました。

これによって玄関から廊下にかけての3灯(スポットライト1灯とダウンライト2灯)は、常に自動的に点灯・消灯をしてくれます。

 

とても便利な「かってにスイッチ」ですが、1点だけ落とし穴があります。それは、夏の季節に勝手に自動点灯されてしまうと、玄関ドアを開けた瞬間に室内に虫が侵入してしまう可能性があるということです。

その場合は、「かってにスイッチ」の機能をOFFにするか、玄関ドアに虫がいないことを確認して、サッと家の中に入るしか方法はありませんけどね。

それともう1点。

 
自動で点灯するのは確かに便利ですが、自動で消灯するのは時にはびっくりします。
 
しかも、人間がいるにも関わらず、じっとしていると消灯してしまうこともあります。その場合は腕を振り回せば自動点灯します。

 

これらのデメリットも踏まえた上で、本当にその場所に自動点灯・自動消灯が必要かどうかをじっくりと吟味する必要があるでしょう。便利だからといって、

 
多用はしないことをオススメします。

 

以上で、照明計画編は暫定的に終了です。新しい記事を書いたら随時、追加していきます。

 

かってにスイッチ、使いこなせば便利ですがメリットとデメリットを把握した上で導入する必要があります。基本、静止時間の長いトイレには推奨しません。
 
 
 

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