スウェーデンハウスのシロアリ予防対策・土壌処理編

ここでは、スウェーデンハウスがシロアリ予防対策として、どのような対策を講じているかを詳しく見ていきたいと思います。

 

最初に一般的な新築住宅を例として話を進めると、シロアリ予防対策として主に以下の2つの処理作業を行います。それは、

 
土壌処理木部処理です。

 

土壌処理は、基礎の土に噴霧器やジョーロで薬剤を散布します。シロアリは土からやってくるので、基礎コンクリートを打設する前に、土の表面にもシロアリ予防策を施しておくのです。

順序としては、土の表面に薬剤を撒いたあとに、湿気があがってくるのを防ぐために防湿シートを敷き詰め、防湿シートの上からさらに防湿コンクリートを打設します。

 

実際の作業風景はこちら。

 

なお、散布する薬剤としてキシラデコールで有名な日本エンバイロケミカルズの商品を使います。その商品名は、

 
タケロックです!防蟻剤として使います。

 

タケロックシリーズは、以下のような特徴が挙げられます。

 

・安全性が高く、優れた殺蟻効力を有するクロチアニジンが主成分

・進化したマイクロカプセル化技術で、環境への負荷を徹底的に低減

・散布中および散布後もほとんど臭わない超低臭性

・耐アルカリ性に優れ、コンクリート打設後の床下にも使用可能

(※日本エンバイロケミカルズのHPより抜粋)

 

僕たちが住む地域では、シロアリ予防工事は株式会社ユニビオという会社が施工してくれました。スウェーデンハウスでは、この他にも

 
玄関土間のコンクリートの上にも土壌処理を行います。

 

上記で紹介した防蟻剤のタケロックは、コンクリート打設後でも使用が可能です。玄関土間は以下図のように、土 → 防湿シート → 防湿コンクリート → 断熱材 → モルタル → タイルの階層構造になっています。

 

土壌処理は防湿コンクリート(基礎)の表面に行い、その後に断熱材を敷き、モルタル等で固めた上にタイルなどが張られていきます。

このように施工することで、仮に長い年月の間に防湿コンクリートにヒビが入ってしまった!などの場合にも、シロアリが上の階層まで侵入してくるのを防湿コンクリートの時点でシャットアウトできるというわけです。

勝手口に土間があるお宅には、同じようにして土間コンクリート部分に薬剤を吹き付けます。

以上、スウェーデンハウスのシロアリ予防対策・土壌処理編は終了です。

 

シロアリ予防工事はパッと見では施工されたのか否かがわかりません。もし不安ならば施工会社に作業風景の写真を送ってもらうなどして確認しましょう。
 
 

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