上棟前確認/建築日記47日目

2012年1月7日(土)/上棟前の電気工事の確認

 

スウェーデンハウス工事47日目。

前回までの時点で、資材の搬入、間仕切り工事、24時間換気システムの取り付け位置の墨入れなどの工事を行いました。

 

今日は、昼休みに現場に行ってみると・・・誰もいない。大工さんはお休みだったようです。

建築現場は、周りに家がほとんど建っていないせいか強風の日が多く、この日も木材をかぶせていたブルーシートがめくれあがっていました。雨でも降ったらイカン!と思い、こっそり中に侵入してなおしておきました。

BEFORE

 

AFTER

 

風でとばないよう、トラック搬入用に使っていたグラウンドカバーのようなものを重石代わりに置いておきました。こういうことは施主でなければできないことだから、大工さんが休みの日でも現場に異常がないか、しっかりチェックしていかないとね!

 

帰り際の18時ごろ。現場の前を通って家に帰ろうとすると・・・おや!?家に明かりがついている。家の前には車がとまっています。

午後から工事を再開したのかな?と思って車をみてみると、どうやらスウェーデンハウス提携の電気工事担当、岩立電気さんがきているようです。さっそく家の中にはいってみます。

 
「こんばんわー」

 

む?彼は以前に2度ほど会ったことがあるかたでした。地鎮祭のときと電線防護管を届けにきたときです。

今日の作業は、コンセントやスイッチの取り付け位置に墨入れをしていたそうです。床をよくよく見てみると、床材を張る方向が記されていました。

 

トイレ位置の墨入れも完了していました。

 

上棟打ち合わせはあと2日後ですが、せっかくお会いできたので、電気工事担当さんと30分ぐらいお話をしました。僕が設計段階でもっと突っ込んで聞きたかった弱電盤のこと、LAN配管工事のこと、連動配線のことを詳しく教えていただきました。

話の中で、電気工事担当さんは僕たちの担当設計士K氏のことをベタ褒めしていました。

 
「とても優秀な設計士で、ここまで弱電盤に詳しい設計士はなかなかいませんよ~。それに設計士によっては、あとから配線図で食い違いが発生することがよくあるのですが、Kさんに限ってはそういうことはまずないのでとても安心できますっ。」

 

だそうです。

ほほー、優秀な設計士だなぁとは思っていましたが、電気屋さんにまでそういってもらえるとなんだか嬉しい限りですね☆

また、「電気配線に関しては、結構、こだわったんですよ~」 と僕がいうと、

 
「いやぁ~、この配線図をみればわかりますよ!ここまでしっかりと配線を考えていらっしゃる施主さんはなかなかいないですよぉ。」

 

とリップサービス。続けて、

 
「多くの施主さんは、最初に提示された配線プランに、多少の修正を加えただけの方が多いので、上棟打ち合わせ時には位置決め、配線決めに何時間もかかったりして大変なんです」

 

とおっしゃっていました。

家庭内LAN配線に関してもここまでやる方もめずらしいそうです。家庭内LAN配線は、以下図のように構築しました。詳しくは、「家庭内LANの先行配線(2)」を参照してください。

 

弱電盤には900mm(タテ) x 600mm(ヨコ) x 120mm(奥行き)の大きなサイズで発注したのですが(型番BXH 9060-12)、サイズがかなり大きいので今後、いかようにも対応できますよ!とのこと。

採用した弱電盤は、河村電気の「放熱機器収納キャビネット」(BXH)です。入居後、弱電盤内の自由な位置にネットワーク機器を固定できるよう、取り付け基盤は木製基盤を選びました。

 

しばらくして、電気工事担当さんも作業が終わったようなので、そろそろ話をきりあげて帰ろうと思ったところに、「どこから来ているの?」という話に繋がり、またまた話が盛り上がってしまいました。

なんでも、電気工事担当さんの話によると、

 
「とっし~さん宅を担当している栄建さんは、とてもいい工務店ですよ。しっかりしているから、私たちとしても安心して仕事ができるんですよ。設計士Kさんに、現場監督のSさんも優秀だし、とっし~さん宅はベストメンバーですね!」

 

と言っていました。

 
ベ、ベストメンバーですかっ!?

 

つい顔がにやけてしまいました。

僕たちとしては、大工さんのレベルや現場監督さんの能力などは工事が終わったあとでないと評価ができないところなので、第3者の口からこういった嬉しい情報が聞けたのですから、そりゃぁ、テンションあがりますよ。

普段なら寒い中、のんびりと自転車をこいで家に帰る僕ですが、寒さを感じることもなく、超ダッシュで家に帰った僕なのでした!

 

今回、電気工事担当さんと雑談しててなんとなく感じたことは、

 
家造りでは、常に口うるさい施主を演じることが重要!

 

ということ。

なぜならハウスメーカーとしても口うるさい施主には、優秀な業者さん、優秀な人材をつけてくれるような気がするからです。

もちろん、工事はその地域ごとにチームを組んで動くことが多いので、それは気のせいだという意見も否定しませんが、それでも設計段階からこだわりが強かったり、口うるさい施主には工事を請け負う側としても絶対に警戒してくるはずですし、施主の情報も幾分かは工事関係者に伝わっているはずなんです。

現に、僕たちの担当の設計士はもちろんのこと、営業担当さん、現場監督さん、大工さん、インテリアコーディネーターさん、外構業者さん、僕たちの家作りに関わった皆さんの仕事ぶりにはとても満足しています。それはきっと、

 
こだわりの強い施主には、相応の人材をぶつけてくるからなんだと思います。逆に、こだわりの少ない施主にも相応の人材がつくんです。

 

すべてに当てはまるとは言いませんが、

 
優秀な人材は施主が招き寄せるもの!

 

だということを、今回の家造りを通してイヤというほど学びました。これは家造りに限らず、人生にも通じるところがあるかもしれませんね。

まだ家が完成したわけではないので、これから何が起こるかはわかりませんが、今後も口うるさい施主であり続けようと思います。

次回は、シロアリ予防工事について説明していきます。

なお、同日に行われた外構現地打ち合わせについては外構編を参照してください。

 

契約後の打ち合わせでは、スケジュール調整や今後の家造りの進め方が中心になります。間取りが決まるまでインテリアの打合せはお預け(悲)。
 
 
 

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