1階壁組み養生中/建築日記34日目
スウェーデンハウス工事34日目。天候は晴れ。
前回までの時点で、1階壁組み工事が完了しました。今日は工事はお休みでしたが、どんな風にできあがったのか気になって確認しにいきました。
すると、1階全体がすっぽりとブルーシートに覆われて養生されていました。ブルーシートの下には、半透明のビニールシートがかぶせられています。これはツユガードと呼ばれる降雨対策用の透湿防水シートです。
以下のツユガードを使っています。「SHツユガード」と書かれているので、スウェーデンハウス専用のツユガードを使っているものと思われます。遠目からみると、プチプチ(エアクッション)のようにも見えます。
このツユガードは、下張り用なので単独での使用はできません。後の工事で、このツユガードの上から外壁防風シートを貼り付けます。
ブルーシートは風で飛ばされないよう、木材でしっかりと固定されていました。
そういえば、1階の床ができあがった次の日、あまりの強風にブルーシートが一部はがれていたのを見た僕たちは、養生ネットをくぐって現場にこっそり侵入し、ブルーシートを被せなおしました。そして、たまたま持っていた割り箸でブルーシートを固定しておきました。
きっと、工事作業員さんは、「なんでこんなところに割り箸が2本あるんだ・・・」と思ったことでしょう(笑)。まさか、そのせいではないと思いますが、固定が難しい箇所については大型のホッチキスでしっかり留められていました。
こういった施主の心配を取り除いてくれる配慮が、スウェーデンハウスの良いところですねっ!
比較をするわけではありませんが、
もともと2X4工法は、雨がそれほど多くない欧米で普及してきた工法ですが、屋根の取り付けまでに最短で2~3日、長くて1週間ほどかかるため、雨の多い日本では工事の時期をずらしたり、降雨への対策をしっかりと施す必要があります。
にも関わらず、雨が降っても養生をしないハウスメーカーや工務店がいることには驚きを隠せません。実際に、自分の目で雨ざらしになっている2X4工法の建築現場を何度も見たことがあります。
積水ハウスの営業さんには、「2x4工法は降雨時には雨ざらしになってしまうのですが、それでも大丈夫ですか?」なんて脅されたりもしましたが、蓋を開けてみればなんてことはありません。
ローコスト住宅になればなるほど、2X4工法の弱点を補おうとしません。たとえ2X4住宅で耐震強度が高いといっても、外壁パネルを雨で濡らした状態のまま建ててしまったら、10年後、20年後に家の耐久性に差が現れてくる可能性があります。
普通、家を建ててすぐに問題が発生することは多くありません。十数年経ったあとに差がでてくるから太刀が悪いのです。なので、施工段階で必要最低限の養生をきちんとやってくれるかどうかが、メーカー選定の大事なポイントとなってくるのです。
犬走りには、家中ぐるりと防草シートが敷かれていました。ホームセンターでよく見かける安価な防草シートです。
今日、家に帰るとスウェーデンハウスから現在までの満足度調査的なアンケート用紙が届いていました。
アンケートの回答次第では、不満なところがあればただちに直してくれると書いてありました♪
営業担当への満足度100%、設計担当には100%、インテリアコーディネーターには120%と記入しておきました。メーカーに対する満足度も100%です。
感謝の気持ちを記して返信しました。
明日は、2階床組みの工事を行います。