家の数だけ幸せがある/建築日記編

2011年7月3日(日)

 

冒頭から突然ですが、

 
家造りというのはほんとうに疲れます。

 

この10日間、浮き沈みの激しい日々が続きました。

 

ハウスメーカーをいろいろとめぐっていく中で、だんだんとなにがいいのか?どこのメーカーがいいのかがさっぱりわからなくなってきました。

 
僕たちらしい家ってなんだろう?

 

僕は基本的に、外観重視なところがあります。カッコいい家とか、モダンな家とかじゃなくて、かわいい家じゃないとイヤなんです

仕事から疲れて帰ってきて、かわいい家を見てにんまりする。1日の疲れが一気に吹き飛ぶような、そんな家にしたいんです。内装は木のぬくもりが感じられるインテリアにしたいんです。

 
木の手摺りをスリスリして癒されたいんです!

そんな僕は変態でしょうか?いやいや、木のぬくもりが好きな人は絶対にスリスリするはずなんです(笑)。

はじめは、外観重視の僕に批判的だったわかなちゃんも、最近は僕のわがままも理解してくれるようになり、一緒にかわいいお家を建てようね、と意見が一致するようになってきました。

しかしながら、デザインの良い家というのは基本的に高いんです。僕らが愛してやまないスウェーデンハウスはその代表格です。とにかく高すぎる。でも諦めたくない。

 
家が小さくなってもスウェーデンハウスでマイホームを建てたい。

 

そんな風に思ったことも何度もあります。

先週の土曜日~日曜日は、スウェーデンハウスの宿泊体験に行ってきました。梅雨なのにカラっとした空気の室内、木のぬくもりや香り、広々とした階段、2階の開放的なセカンドリビング、まさに僕たちが理想としていたお家がそこにありました。

値段が高いだけのことはあります。スウェーデンハウスの家はほんとうに快適です。1泊すれば必ずやその家の良さを体感することができるはずです。はじめは不慣れだった回転窓も、慣れてくるとスムーズに回転させることができるようになります。

宿泊体験をしてからというもの、すっかりスウェーデンハウスにほれ込んでしまい、もうスウェーデンハウスで建てるしかないでしょ!と思うようになりました。

 

スウェーデンハウスの内覧会にも参加しました。宿泊体験で泊まったスウェーデンハウスが理に適った家ならば、内覧会で見た家は理想をそのまま現実にしてしまったかのような遊び心満載のインテリアがつまっていました。

か、かわいすぎる・・・。こんなお家に住みたい。

 
スウェーデンハウスに対する思いはますます強くなっていきました。

 

宿泊体験をしたときに、「北欧スタイル」という本が置いてありました。それによると、日本の幸福度ランキングは90位にランク付けされていました。1位はデンマーク、スウェーデンは7位でした。

その雑誌に載っていた北欧の家やインテリアを見たら、その理由がわかるような気がしてきました。単純に家だけの問題ではないと思いますが、帰りたくなるような家ってそこに住む人たちの幸福度に大きな影響を与えてくれると思うんです。

最近では、他人のお家をじろじろと見るようになってしまいました。

やわらかな色合い、暖かな光、優しいデザインのお家。例えオシャレとは思えないようなオンボロな家であったとしても、その家を建てたとき、

 
彼らはマイホームに憧れ、夢を抱き、苦労の末にマイホームを手に入れたはずなんです。

 

それを考えただけで家に対する見方も少しずつ変わってきました。

 
家の数だけ幸せがある

 

世界がそんな風に見えるようになってきたんです・・・。

 

夫と2人で夜の散歩をしてたくさんの家を見てまわりました。窓からこぼれる暖かな光を見る度にに感傷的に浸っていたあの時期も懐かしい思い出です。
 
 
 

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