レースカーテンは必要か!?/カーテン選び

2011年10月上旬/レースカーテンの必要性について

 

前回は、ウッドブラインドを決めました。今回は、スウェーデンハウスにおいてレースカーテンが必要か否かについて個人的見解も踏まえた上で解説していきます。

 

最初に述べておきますと、僕たち夫婦はレースカーテンを採用しませんでした。打ち合わせ段階ではレースカーテン賛成派だったのにレースカーテンをつけなかった理由として

 
費用を安く抑えたかったから

 

というのが主な理由です。

スウェーデンハウス倶楽部会員の新築記念品としてカーテン代30万円相当がプレゼントされますが、リビング全体に北欧柄のカーテンを選んでしまうとそれだけでもかなりの金額にのぼり、レースカーテンに充てる費用が厳しくなってきます。

しかも、カーテンはリビングだけではありません。普通は各部屋に取りつけるものなので、各部屋に北欧テキスタイルのカーテンを取り付けたいとなってくると、到底、30万円相当のプレゼントでは足りず、自己資金からカーテン代を捻出していくことになります。

家の建築資金だけでも膨大な金額なのに、レースカーテン代にまわせる資金があるかどうか?というのがひとつのポイントになってくると思います。

 

では次に仮定の話として、

 
じゃぁ、お金があったらレースカーテンは取り付けたか?

 

と問われたら、いまの僕たちならNOと答えるでしょう。

そのひとつめの理由として、

 
レースカーテンを取り付けると窓の開放感が失われるから!

 

僕たち夫婦は、根っからの日本人気質だし、レースカーテンを取りつけることが当たり前ぐらいに思っていましたが、実際にスウェーデンハウスに住んでみると、そうではないことに気付かされます。

スウェーデンハウスの回転窓(トップターン・ウィンドウ)のメリットのひとつは、窓のサイズが大きいからこその開放感です。その窓にレースカーテンをつけて視界を遮ってしまってはもったいない!と感じてしまうのは僕たちだけでしょうか。

窓の外に見たくない家があるとか特別な理由がない限りは、大抵の人は開放感を求めているはずです。

レースカーテンを取りつけないもう一つの理由は、

 
スウェーデンハウスの窓は日中の間、外側から内側は見えにくくなっているからです!(透過率が低い)

 

スウェーデンハウスの3層ガラス窓は、窓に光が反射して外側から内側が見えにくくなっています。見えにくいといっても室内がまるで見えないわけではありませんが、目くじらたてて気になるというほどではありません。室内が見えにくいというメリットは、スウェーデンハウスがアピールしているポイントのひとつでもあります。

ただし、これには許容できる個人差があると思うので、実際に展示場に行ってみて確かめてみたほうが良いでしょう。

 

ここでレースカーテンを取りつけるメリットを挙げてみましょう。

 

1. 目隠し効果

2. 日除け・日射し対策・遮熱効果

3. カーテン焼けの防止

 

1の「目隠し効果」ですが、レースカーテンを取りつけなかった場合、この目隠し効果は失われます。ただし、スウェーデンハウスの回転窓(トップターン・ウィンドウ)は外側から室内が見えにくくなっているため、一定の目隠し効果は得られることは上で説明したとおりです。

2の「日除け・日射し対策・遮熱効果」についてですが、レースカーテンには遮熱レースカーテンも売っていますので、そういったものをつけるのであれば効果は十分に得られると思います。

ここでもスウェーデンハウスの3層ガラス窓の性能が関わってくるのですが、スウェーデンハウスの窓は木製サッシを採用しています。知っている方もいるかと思いますが、

 
木はアルミの1800倍もの断熱性能を誇る素材です。

 

それに加えて、

 
スウェーデンハウスの3層ガラス窓は、厚さ4mmのLow-Eガラスが3枚に、その間に設けた12mm厚の2つの空気の層が断熱効果を高めてくれています。

 

この3層ガラス窓のおかげで、開口部からの熱損失を最小限に抑えてくれているため、遮熱レースカーテンを取りつけなくても、断熱効果がそれなりに得られるというわけです(「熱損失係数Q値の測定結果」参照)。

だんだん、スウェーデンハウスの回し者みたいな説明になってきましたが(笑)、最後の「カーテン焼けの防止」のメリットに移らせていただきます。

レースカーテンを取り付けないとカーテン焼けが気になると思います。ただでさえ、値段の高い北欧テキスタイルのカーテンを採用することが多いわけですから、カーテンは大事に使っていきたいですよね。

残念ながらカーテン焼けの防止だけはスウェーデンハウスの窓を持ってしても防ぐことはできないので、他の対策が必要になってきます。ひとつは、

 
カーテンに遮光裏地をつけてもらうことで、一定の効果は得られるんじゃないか!?

 

と思います。

遮光裏地に関しては僕たちの家が採用しているわけではないので自信をもってアピールできるところではないのですが、スウェーデンハウスではカーテンに遮光裏地をとりつけることもできるので日焼け防止には一定の効果が得られるのではないかと踏んでいます(もちろん、別途費用がかかります)。

その他、スウェーデンハウスで取りつけることができるオーニング遮熱スクリーンでレースカーテンの代用をすることもできます。強い日射しをカットできるので、カーテン焼けをある程度防ぐことができるでしょう。

オーニングにも庇タイプのオーニングロールスクリーン式のオーニングの2種類が用意されています。

 

以上、レースカーテンが必要かどうか、について説明してきました。

どちらかというと、「レースカーテンは必要ない」寄りに偏って文章を書いてしまったところがあるのですが、最終的には、

 
住まう人の生活スタイルにも関わってくること

 

なので、隣の家が近すぎるなど、人によっては条件が異なってくるので、ウチはどうしても必要だと感じるのであればレースカーテンを取り付けたほうが良いと思います!

次回は、ピクチャーレールについて説明していきます。

 

スウェーデンハウスに住む前はレースカーテンがないことが不安でしたが、住んでしまえば意外とすぐに慣れます。今では窓の開放感が気に入ってます♪
 
 
 

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