スウェーデンハウス、間取りの改悪!?/ハウスメーカー選び

2011年7月23日(土) 16:00~/スウェーデンハウス打ち合わせ

 

午後16時からスウェーデンハウスとの打ち合わせを行いました。

今回は、前回の打ち合わせで加筆修正した間取り案がお披露目される日だったので、るんるん気分で楽しみに展示場へ足を運びました。

 

展示場には営業担当さんのみで、設計士K氏はきていないようです。

まず最初に、営業N氏がスウェーデンハウスの建築現場に連れて行ってくれました。以前から家の構造や工法について質問することが多かったので、わざわざ実際の建築現場を見れる機会を設けてくださいました。

スウェーデンハウスの場合は、他の大手メーカーと違って工場見学というものがないため、このように実際の建築現場を見せてくれます。

30分ほど建築現場を見たあと、再び展示場に戻って前回の打ち合わせで変更した間取りの改善点をみせてもらいます。すると、僕らの望んでいることがあまり解決されておらず、むしろ、間取りが改悪されていました。

 

  2011年07月23日時点

 

まず、玄関土間がやけに広くとられています。子供部屋も2階に移ってしまいました。リビングから続くL字階段は採光面で一抹の不安が・・・。リビングはずど~んと開放的に見えますが、スペースを有効に活用しきれていないようにも見えます。

また、キッチンの土間勝手口が増えたのはいいのですが、出口が東側になっているので、ゴミ捨てに行くのが遠くなってしまいます。できれば、北出口にして欲しい。

 

 

 

以下図をご覧のとおり、子ども部屋(BED ROOM4.5)はなぜか2階にもっていかれてしまいました。ただ、その他に関してはおおむね満足です。

 

そして致命的な改悪としては、僕らが気に入っていた西側玄関の下屋根が取り払われていたことです。どうしてそこをとっぱらってしまったんだろう?そこが僕たちのこだわりの部分でもあったのに。

全体として改善された点も多いのですが、改悪された点もあったりで、僕たちの意図がうまく設計士に伝わっていないような印象を受けました。僕たちは以前にも似たような経験をしたことがあります。そうです、これは積水ハウスと同じパターンです。

 

直接、設計士さんと打ち合わせをしているわけではなく、営業さんを通して設計士さんに伝わるため、僕たちが意図することが設計士に伝わりにくいし、設計士が意図することも僕たち施主にも伝わりにくい。

なにより間取りをすぐさまその場で改善してもらうといったことができないため、1週間後に新しい間取りができあがってきた頃には、僕らの要望も変わっていたりするので、また間取りの作り直しになったりして、一向に前に進まないパターンです。

そのパターンに陥るのがイヤだったので、僕たちはスウェーデンハウスにプレッシャーをかけはじめました。

 

 
「ミサワホームがすごく良い間取りを作ってきてくれたんです。スウェーデンハウスが第一志望でしたが、今はミサワに揺らいでいます。僕たちはミサワのおじいちゃんデザイナーのことを、空間の魔術師と呼んでいるんです」

 

負けん気の強い営業担当さんは、それを聞いてとても悔しそうでした。こうして少しづつプレッシャーを与えていくことで、スウェーデンハウスも本気モードに切り替わっていくことでしょう。逆に、本気になってもらわなければ困ります。

もし来週、満足のいく間取りがでてこないようであれば、そのときは設計士と予約をとって、ピッチをあげるように急かす必要があるかもしれません。悠長に待っている余裕はないんだと、緊迫感を与えていきました。

 

スウェーデンハウスの営業担当さんとは、この頃にはすごく仲がよくなっていて、ウマも合うので、僕らが言いたかったことは間違いなく伝わったはずです。

自由設計とはいえ、枠組壁工法の関係上、積水ハウスのような木造軸組工法より間取りの自由度が効かないスウェーデンハウスがどこまでくいついてきてくれるのか、そこが腕のみせどころです。

とりあえず、積水ハウスの場合と違って、営業担当さんが直接間取りを変更する事はないようなので、「こういうパターン、ああいうパターンも作って欲しい」と、できるだけ多くのパターンを作ってきてもらうように頼んでおきました。

その他、以下のようなことを伝えてきました。

 
・コの字階段にして欲しい
・2階書斎部屋の南西配置プランも考えてきて欲しい
・2階書斎部屋のドアを開き戸から引き戸に変更して欲しい
・外観の色の組み合わせをいくつか提案して欲しい
・採用している外壁の実物の家を見せて欲しい

 

時と場合によっては、

 
今日までに作った間取りを総崩しにしても構わない

 

という旨を伝え、今回の打ち合わせは終了しました。その発言は、午前中のミサワホームとの打ち合わせで完璧になりつつあった間取りへと誘導させる意味合いも込められていました。

その二日後、スウェーデンハウス営業担当さんから1通のハガキが届きました。僕たちは、営業担当N氏から毎週のように送られてくるこのハガキにいつも励まされていました

 
スウェーデンハウスで建てたい!そんな風に思わせてくれるんです。

 

 

 

間取りが思うようにいかないとストレスが溜まっていくもの。そんなときは設計を1から見なおしてもらうのもひとつの手。それが設計士の仕事ですからね!
 
 
 

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