玄関から廊下の照明、決定!/建築日記編

2011年10月16日(日)/スウェーデンハウス打ち合わせ

 

前回は、玄関灯・バルコニー灯を決めました。今回は、玄関からリビングに入るまでの廊下に設置する照明を決めていきます。

 

まず、玄関から廊下の間にはダウンライト2灯スポットライト1灯を配置してあり、この3灯は同時に点灯します。この設計はインテリアコーディネーターさんに提案していただきました。

設置する場所はこちら。玄関土間にスポットライト、シューズクロークと廊下にダウンライトが1灯づつ配置してあります。

 

ひとつづつ説明していきます。

まずはスポットライトですが、玄関にスポットライトがあるなんて珍しいと思った方もいるのではないでしょうか。

これには実はわけがあって、ダウンライトからスポットライトに変更しました。というのは、

 
スウェーデンハウスでは、高気密・高断熱を実現するために2階の天井には断熱材が入っていて、天井埋め込み型のダウンライトを取りつけることはできないからです。

 

鋭い方はすでに気づいたと思いますが、上の間取り図でスポットライトがある位置は2階の天井ではありません。1階の下屋根です。しかしながら、

 
スウェーデンハウスでは1階の下屋根にも断熱材が入っているため、天井埋め込み型のダウンライトを取りつけることはできません。

 

なので、当初の予定としては①の位置にもダウンライトを配置する予定でしたが、インテリアコーディネーターさんの提案で、急遽スポットライトに変更することにしたのです。

ただ、結果的にはスポットライトに変更して正解でした。

 
スポットライトを正面の壁に当てて、反射光で玄関を明るくすれば明暗が生まれるし、なおかつ壁に展示物を飾ればそれもまた絵になるというわけです。

 

以下に入居後の様子を紹介します。スポットライトを壁に当てて反射させ、光を当てている壁にIKEAで買った生地でファブリックパネルを飾っています。のちにおばあちゃんに描いてもらった油絵を飾りました。

 

採用したスポットライトは、

 
ダイコー(大光電気)のDSL-3881YW です。

 

使用電球は、口金E17LED5.4W です。セードがガラスになっているので、美しい光を放つのが特徴です。天井取付も可能。

 

次に、ダウンライトについて説明していきます。ダウンライトは、シューズクロークと廊下に1灯づつ配置しています。上でも述べたように、スポットライトとダウンライト2灯は、同時に点灯します。

 

採用したダウンライトは、

 
ダイコー(大光電気)のDDL-4003YW です。

 

このダウンライトの最大の特徴は、

 
LEDランプが交換可能であるということ!

 

2012年現在、LEDランプの多くがランプ交換不可となっています。

それはなぜか。

照明器具の電気的な寿命は約10年LEDランプの寿命も約10年(40000時間)。だから10年後に照明器具ごと買い換えてくださいね、というのが照明メーカーの言い分。

しかし実際には照明器具が10年で故障するとは限らないし、10年以上長持ちしているダウンライトのほうが多いぐらいかもしれません。

なのに、LEDランプが切れたら器具ごと交換してくださいねというメーカーの言い分はちょっと乱暴すぎるというのが、僕たちの担当だったインテリアコーディネーターさんの意見で、僕たちもその意見には賛成でした。

 

もし消費者が10年後にLED電球だけを買っていたら、ダウンライトのような照明器具は売れなくなり、メーカーは利益が取れなくなります。10年後に照明器具ごと交換してくださいとアピールするメーカー側の気持ちも容易に察することができるのです。

そんなわけで、

 
LEDダウンライトを選ぶなら、LED交換可能ダウンライトを推奨します!

 

以上、玄関から廊下の照明の説明は終了ですが、もう一点、便利なスイッチとしてパナソニック製の「かってにスイッチ」で自動的に点灯するようにしています。

これについては、「かってにスイッチで便利な生活」を参照してください。

 

次回は、1階洗面所の照明を決めていきます。

 

LEDダウンライトは、突き刺すようなLED特有の眩しさがあります。器具そのものにグレアカットのための対策が施されているかどうかも選択のポイントです。
 
 
 

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