駐車場・階段の乱張りタイル工事/ザ・シーズン外構工事編

2012年3月31日(土)/駐車場・階段の乱張りタイル工事について解説

 

ザ・シーズン(セキスイエクステリア)、外構工事21日~24日目。

前回は、野面積み・門壁タイル張り・舗装工事について説明しました。今回は、駐車場と階段の乱張りタイル工事について説明していきます。

 

まずは、以下の設計図をご覧ください。

 

打ち合わせ段階で、駐車場もスタンダードな感じではなく、ちょっとオシャレな感じにして欲しいと依頼したところ、上設計図のようなひょうたん型の駐車場を提案してくれました。

土間コンクリート打設の際に型枠をとる必要があるため、費用は少し高くなってしまいますが、デザインを見てすぐに気に入ったのでひょうたん型で施工してもらうことにしました。

 

それではさっそく、実際の工事風景を見ていきましょう。以下写真では、駐車場のコンクリート用の型枠を作っているところです。

 

ところどころ駐車場のポイントとなる箇所に、乱張りタイルを設置していきます。使用するタイルは、クロアチア輸入の天然石、アドリア・クレイジーです(石材の詳細については、外構現地打ち合わせを参照)。

以下写真でこの石材の厚みがわかっていただけるでしょうか。人工的に造られた薄っぺらのなんちゃってタイルとはわけが違います!

 

階段にも同様にアドリア・クレイジーを乱張りで設置していきます。まだ施工したばかりの段階なので目地の色が黒すぎて気持ち悪い感じがしますが、1週間もすれば徐々に馴染んで灰色に変化していきます。

 

チーフデザイナーさんの意向で、乱張りタイルの厚みを強調させるため、タイルを少し前に突き出して石の断面を見せてはどうかという提案をいただきました。

分厚いタイルの断面を見せることで重厚感をアップさせる効果があります。天然石だからこそなしうる業です。人工タイルなら断面はむしろ隠したいところですよね(笑)。

 

アングルを変えてもう1枚撮影。

門壁に使われている天然石、アドリア・スライスとの共演です。完成する前からすでにワクワクウキウキするような仕上がりです。親バカみたいですが、町内を見渡しても我が家の外構が1番カッコイイです(笑)。

 

西側道路面の舗装工事では、天然石・クラウディペイビング・モスの施工が完成したようです。ここでもチーフデザイナーさんの腕が光り、目地を敢えて浅くすることで石材本来の持つ厚みを見せることに成功しています。

決して目地の間にゴミが詰まって掃除が面倒なんじゃない・・・?などと考えてはいけません(笑)。それすらも味なんです。

 

以上、本日の乱張りタイル工事はここまでで終了です。

次回は、駐車場の土間コンクリート打設工事について説明していきます。

 

 
 
 

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