配筋用捨てコンクリートの打設/建築日記6日目

2011年11月27日(日)/配筋用捨てコンクリートの打設

 

着工から6日目。天候は晴れ。

前回までの時点で捨てコンクリートの打設が完了しています。

 

今日は、現場に工事のようすを見にいくと、捨てコンクリートのうえにさらに小さな捨てコンの山(以下写真、赤枠の丸)がポツポツとできあがっていました。

 

このときは、なんのための工事なのかはわからなかったのですが、のちの工事で、

 
型枠を支える土台として使うことがわかりました。

 

わかりやすく説明するために、2日後の写真をみてください。基礎の骨組みを作るために、鉄筋を配置している(配筋工事)ところです。赤枠で囲った金具、鉄筋を支えているのかとおもいきや、よく見るとなにも支えていません。

 

謎解きをするためにさらに3日後の写真を見てみましょう。

金具の上に型枠が乗せられているのがわかると思います。赤枠で囲った部分は、生コンクリートが打設された時に基礎のフーチングとなる部分です。

詳しくは、「布基礎の構造を理解しよう」を参照。

 

その他、新たな部材も届いていました。ウッドデッキ用の木製型枠です。基礎の型枠は、剛性型枠を使用します。

 

保安BOX」と書かれた大きなボックスも届いていました。

 
保安ボックスとは、建築現場においてあらゆる事態を想定した安全器具を収納した防災用具の保管箱です。

 

中にはなにが入っているのかというと、主にスリッパ、ヘルメット、消火器、ほうき、チリトリ、吸い殻入れ、防火用バケツ、救急箱などです。

現場においてあった保安ボックスは、株式会社ハマネツという会社のSAB-600という製品でした。

 

なにかトラブルが発生した時にすばやく対応できるよう、1現場1ボックスの必須アイテムといえるものですね。

次回は、鉄筋と電線防護管が現場に搬入されます。

 

基礎工事は素人が見ても工事内容はよくわからないし、異変にも気づきにくいところ。気になる箇所を発見したら即座に現場監督に確認をとりましょう。
 
 
 

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