電気配線工事(1)/建築日記53日目
スウェーデンハウス工事53日目。
前回は、施主支給品のドアホンを紹介しました。
今回は、電気配線工事について説明していきます。これから何日かかけて配線工事を行いますので、紹介できるところはまとめて紹介していきます。
廊下には色分けされたコード配線がまとめておいてありました。このコード、よく見てみると表面に文字がプリントされていて、リビング用、キッチン用、書斎用などのように、使う場所を間違えないようになっています。
キッチンには、食洗機用、IH用、換気扇用などの電気配線の他に、リビングで使う電話のためのCD配管が2階から下りてきていました。
2階寝室の天井裏です。電気配線だけに限らず、CD管(LAN配管)、エアコン配管、24時間換気の配管など、いろんな配線や配管が入り乱れていました。
CD管を連結するための速結コネクタが置いてありました。パナソニックのDMS22K というコネクタで、差し込むだけで一発連結&簡単解除できるみたいです。
寝室のふかし腰壁用のスイッチとコンセントの配線も完了していました。
ファミリースペースの天井裏の配線・配管です。ここは、家の中央にあたる部屋なので、東から西、西から東、北側から南側へと配線・配管が縦横無尽に走っています。
リビングのブラケットライト用の下地板でしょうか。この面には、縦張ピーリングをしてもらうので、構造用合板はつきません。ただし、吸音効果のためにグラスウールを入れてもらいます。
ファミリースペースと書斎部屋のスイッチ、書斎クローゼット内のLAN配管、コンセントです。クローゼット内でパソコンを使う予定なので、LANの配管を2本持ってきています。またクローゼット内にはコンセントが2ヶ所ついています。
コンセント穴とスイッチ穴をくりぬくための木製型枠が置いてありました。
キッチン収納棚を置く予定の背面のコンセントを、上棟打ち合わせ時に縦型から横型に変えてもらったところが、きちんと鉛筆書きで訂正されていました。
なぜ横型にしたのかというと、キッチン収納棚に予めついているコンセントが2つともL型コンセントなので、横型にしたほうがコードがねじ曲がる箇所に負荷がかからないだろうと思ったからです。
2階ファミリースペースの壁にも随分と配線、配管が増えてきました。
LAN配管は、電線からくるおおもとのインターネット回線が2階ウォークインクローゼットに最初に入り、そこから各居室に配線されていくので、すべてのLAN配管は1階から2階ではなく、2階から1階へと下りていく配管になります。
書斎部屋には、部屋の角に防湿庫を置く予定だったのですが、コンセントの位置を眺めていたら、防湿個の位置とコンセントの位置がどうもバッティングしてしまいそうだということに気がつきました。
すぐさま現場監督に確認してもらったところ、やはりバッティングするとのことだったので、コンセントの位置を少し横にずらしてもらいました。
一旦、くりぬいてしまった合板面はしっかりと閉じてくれました。現場監督には、「開けた穴はできれば閉じてほしい(元に戻しておいてほしい)」と注文しておいたので、わざわざ閉じてくれたのかもしれません。
ちなみに、閉じた合板面の裏側は、桟木で固定されていました。
電気工事屋さんは、ひとりで夜遅くまでもくもくと頑張ってくれていたので、差し入れに缶ジュースを持って行ってあげました。ご苦労さまです。
最後に、スイッチの裏側から写真を撮ってみました。こんな写真が撮れるのもいまのうちだけです。
以上、今日の工事レポは終了。
今日は、現場監督に電話して1点だけ確認をとっておきました。
それは、2階書斎部屋の温度センサー付き換気扇は、どうやらスイッチがないみたいだけど自動運転なのか?ON-OFFできないのか?ということです。
回答は、「スイッチはついていません」とのことだったので、新たにスイッチを追加してもらうことにしました。この件に関しては、設計士と話していたときにも、換気扇用のスイッチもつけて欲しいと頼んでいたはずなのですが・・・。
とりあえず、換気扇用のスイッチを室内にとりつけると、スイッチがひとつだけ孤立してしまって見栄えがよくないので、書斎クローゼット内に換気扇のスイッチを取り付けることにしました。これで一件落着です。
上棟打ち合わせから修正・変更した箇所は早くも17箇所!
打ち合わせ段階でもかなり綿密に計画し、上棟打ち合わせ時にも、もう変更点はないだろうとホッとしていましたが、まだまだ詰めが甘いなぁと反省しています。
とりあえず木工事が本格化する前に、改善すべきところはひとつづつ潰していこうと思います。
次回は、2X4工法金物の取付について説明していきます。