積水ハウスとの設計相談|収納の考え方/ハウスメーカー選び
スウェーデンハウスの無料設計相談会に参加したことでそこそこ満足のいく間取りができあがってきたところで、積水ハウスとも設計士を交えた形で打ち合わせを行ってきました。
積水ハウスで設計士を呼んでもらうのは今回が初めてです。というのも、いつも営業担当M氏を介して間取りを作成してきましたが、それだと回答が返ってくるのも期間があいてしまうので、僕たち施主の立場からすれば「正直、じれったい」というのが素直な感想でした。
設計士に直接会って、詳細を詰めていけば積水ハウスの間取りももっと良くなっていくかもしれないという期待を込めて打ち合わせに参加してきました。
場所は、展示場ではなく何故かココス(笑)。しかも夜の22時からの打ち合わせ。
どうも担当の設計士がこのエリアではかなり人気のある方らしく、忙しすぎてあまり時間が取れないのだという。それにしてもあんまりだなと思いましたが、まぁ、そこは仕方がないことなので目をつむりました。僕たちはこの打ち合せのことを、ココス会談と呼んでいます。
登場した設計士は、40~50代ぐらいの中年のおじさん。4人でドリンクバーを頼み、いよいよ打ち合わせ開始。
名刺をもらって肩書きを見てみると、一級建築士&課長さん。スウェーデンハウスで担当してしてくれた設計士さんが二級建築士だったことを考えると、単純に「お?いいんじゃない~!」と思ったりもしました。
まず最初に、営業担当のM氏が「外観のイメージは・・・」という話から始めました。
「えっ?せっかく設計士を呼んでいるのに外観の話からはじめるの?いきなり脱線してるじゃん!」と思ってしまいました。わかなちゃんも同じ事を感じたそうです。車で40分もかかるつくばから、わざわざ来てもらったのに設計士は初めの30分ぐらいは終始、つまらなさそうにしていました。
僕たちはスウェーデンハウスの無料設計相談会で、間取りの作成を経験済みだったので、自分たちの好みや生活スタイルを設計士に伝えていきます。スウェーデンハウスで作ってもらった間取りが頭の中をチラホラとよぎるせいか、どうしても似通った間取りに近づいていってしまいます。
そこで設計士さんが言うには、
というアドバイスをくれました。
僕たちは、大きな収納スペースが欲しくて、「玄関土間が欲しい」「納戸が欲しい」「ウォークインクローゼットが欲しい」「階段下収納が欲しい」と、
納戸に1部屋を割いてしまうと無駄なスペースが必ずでてくるし、手前に荷物を置くと奥にあるのが取りだし難くなります。初心者はとかく、収納内に収納するものが決まっているわけでもないのに、大きな収納スペースを欲しがります。
単刀直入にいってしまえば、
僕たちは設計士の話を聞いて、「なるほど~!さすが1級建築士のいうことは違うね!」と納得の僕とわかなちゃん。
やっと家造りのエンジンのかかり始めた僕は、いままで疑問に思っていたことやわからないことなど、設計士に質問を浴びせまくりました。時間はあっという間に過ぎていき、この時すでに深夜12時過ぎ・・・。
わかなちゃんは、だんだん目がトロ~ンとなってきて眠そうだったし、設計士は明日の仕事に差し障るから早く帰りたそうなオーラがでていたので(ほんとはそのことをお客さんに察知されないようにすべきだと思いますが)、この日の打ち合わせはここで終了。
積水ハウスは、この日打ち合わせたことを社内に持ち帰り、その後、製図してくれた間取りが以下の図です(2011年6月26日時点)。
上図でワークショップと書かれた部屋が僕の書斎部屋です。僕は寒がりなので南東の部屋が良いと言いはっていたのですが、設計士さんから採光のアドバイスをいただき、積水ハウスプランでは北西に配置することにしました。
南側の部屋にこだわっていた僕にとっては、目から鱗が落ちるようなアドバイスでした。
二時間ほどかけて、なんとかゾーニングまでは完了。 次回は、つくばにある積水ハウスのショールームでの打ち合わせになります。実際に使える床材や内装材を見ながら打ち合わせを進めていくようなので楽しみです。
ちなみに、積水ハウスでの僕たちのプラン名は、「パーソナルオーダーメイド」というそうです。