スウェーデンハウス無料設計相談会に参加/ハウスメーカー選び

2011年6月19日(日)/スウェーデンハウス設計相談会

 

スウェーデンハウスの夏至祭に参加したことで、ますますスウェーデンハウス熱が高まってきたところで、スウェーデンハウスが開催している無料設計相談会に参加してみました。

無料設計相談会は、営業担当のN氏と、今回初めてお会いする設計士K氏と僕たち夫婦の計4人で行われました。

 

まずは、設計相談会前に渡されていた「LIFE DESIGN」のヒアリングブックを提出しました。

 

このヒアリングブックには、僕たちがどんな家を建てたいのかを事細かく記入する項目があり、僕たちのことをまったく知らない設計士さんでも、このヒアリングブックにひと目通せば僕たちが建てたい家のイメージが掴めるようになっているのです。

お客さん側とメーカー側でイメージの食い違いを防ぐこともできるので、とても良いアイディアだと思います。

なお、ヒアリングブックのイラストは、わかなちゃんが描いてくれました♪ 三角屋根のお家や南面から続くアプローチに憧れていたので、イラストもそんな感じになっています(笑)。

 

無料設計相談会に与えられた時間はたった2時間。その短い時間の中で、あれこれこうしたいという要望を簡潔に伝え、その要望を満たす間取りを一緒に考えてもらいました。もともと積水ハウスにざっくりと考えてもらった間取り図もあったので、そのイメージを先に伝えておきました。

ある程度、話し込んだところで、設計士さんは白紙の方眼紙に間取りのゾーニングをかき始めました。

 
ゾーニングとは、各部屋をゾーン(区画)に分けて、大まかな間取りを作成していく作業のことです。

 

詳細な間取り図ではなく、あくまでも大雑把な部屋の配置決めみたいなものです。

ゾーニングを始めた設計士さんは完全に自分の世界に入りこんでしまうので、その間は集中を乱してはいけないと思い、営業担当のN氏と雑談をしたりしていました。僕たちの生活や好みを上手に聞き出してくれる担当さんと、それを頭の中で計算して図面におこす設計士さん。2人の連携プレーが見事でした。

途中、設計士さんが「こんなんでどうですか?」と間取りを見せてくれるので、その間取りに対して、ここはこーしてほしい、あーしてほしいと僕たちの希望を伝え、そこから改良を加えてもらい、その繰り返しで気づいたら4時間も打ち合わせをしていました!

アットホームな雰囲気の中、時間が経つのも忘れて4人で楽しく話し込みました。そして、できあがったゾーニングを1週間後に清書してもらった間取り図が以下の図です!

 

 

細かな要望としてはもっとたくさんありましたが、大きなところでは主に以下の8点を最低必須要件として考えてもらいました。

 
1. 玄関に自転車置場が欲しい
2. パントリー(食品庫)がほしい
3. 庭が見えるキッチン
4. お風呂は二階に
5. 書斎部屋が欲しい
6. 子ども部屋は1部屋で良い
7. ウォークインクローゼットがほしい
8. 駐車場は2台並列に置けるスペース

 

 

 

細かい点ではまだまだ改良の余地がありますが、ラフスケッチの段階と考えればまずまず満足のいくできあがりです。

実は、スウェーデンハウスの無料設計相談会の前に積水ハウスの営業担当さんにも同時進行で間取りを考えてもらっていました。積水ハウスの場合は、営業担当さんも間取りの設計を行います。ある程度の段階に行くまでは、間取りを一緒に考えるのは営業担当のM氏でした。

建築士の資格をもっているわけでもない営業担当のヒアリング力、企画力がどの程度のものなのかを試す意味も込めて、間取りの詳細についてはほとんど伝えず、「これこれこうしたいから、そんな要望に合うような間取りを考えてください」、と丸投げしてみました。

結果としては、すべてが満足の間取りというわけにはいきませんでしたが、それでもそこそこ納得のいく間取りができあがってきました。実際に、僕たちも一緒に考えて間取りを作っていけばもっと違った形の間取りができあがったかもしれません。

 

そんな経緯もあって、スウェーデンハウスに間取りの設計を頼んでもきっと同じような間取りになるんだろうなと高をくくっていました。ところが、積水ハウスとはまったく異なる間取り案を提案をしてきたのには正直、驚きました。そしてその間取りは僕たちの要望を8割方満たしていました

わかなちゃんは、子供の頃から賃貸マンションか建売の戸建てにしか住んだことがないので、自分のワガママが全て通ってしまう注文住宅がとても新鮮だと言っていました。

そして、両社を比較してみて痛切に感じたことは、

 
営業担当のヒアリング力がマイホームの成否を分ける!

 

ということ。

結局、どのメーカーでも最初は、営業担当を間に挟んで間取りの設計が行われます。施主から伝え聞いたことを営業担当が設計士に伝え、それを元に設計士が考えた案を営業担当からお客さんに伝える。

 
この過程は、好きな人に告白するのに、常に間に友だちを挟んで好意を伝えてもらうという、中高生の恋愛に少し似ています。

 

好意を相手に伝えてもらうという重要な責務を担っているのが営業担当のポジションです。なぜなら、施主の要望を的確に把握していなければ設計士にも正確な情報が伝わらないし、設計士が考えてきた案を施主にうまく伝えることもできません。

僕たちを担当してくれたスウェーデンハウスの営業N氏は、そのヒアリング力がとても優れていました。間取りの完成度や営業の押しの強さ・提案力を含めて、現状ではスウェーデンハウスが一歩リードしています。

それは4月の工場見学からずっとお世話になってる積水ハウスとの打ち合わせが、ほとんど前に進んでいないことからも積水ハウスの営業担当の押しの弱さは明らかです。

 

現段階では双方の営業さんに対抗のハウスメーカーの名前をちらつかせ、焦らせる作戦にでています。営業さんを焦らせるのは、ズバっと意見をいうわかなちゃんの得意分野です♪

今週は、積水ハウスとも具体的な間取り図の相談をしにいきます。「スウェーデンハウスでは無料設計相談会みたいなのを開催しているけど積水ハウスはそういったイベントはないのか?」と尋ねたら、設計士とお話できる機会を設けてくれました。

本音としては「いまさら?」という感じがしなくもなかったのですが、とりあえず期待したいと思います。

さてさて、積水ハウスの営業担当は巻き返しをできるのか。こだわりの多い僕たちに納得のいく間取り図を提案することができるのか、すごく楽しみです。

 

ハウスメーカー選びのポイントは、営業担当の資質とヒアリング力が重要!聞き取る能力に長けた営業と出会うことがマイホーム成功への近道です!
 
 
 

総計 総計
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