ウッドバルコニー工事/建築日記97日目

2012年2月27日(月)/ウッドバルコニー工事/建築日記97日目

 

スウェーデンハウス工事97日目。

前回までの時点で、1階洗面所の壁造作工事が完了しました。

 

今回は、ウッドバルコニー工事について説明していきます。ウッドバルコニーは大工さんが作ってくれます。

会社の昼休みに現場に行ったら、すでに作り始めていました。速い!朝見たときはなにもなかったのに!

 

真南から我が家を見たところです。

 

庭には、ウッドデッキ、ウッドバルコニー用の防腐防蟻処理された木材が置かれていました。加圧注入処理されて色が緑っぽくなっています。バルコニーを支える2本の柱と羽目板以外は、防腐防蟻処理剤が使われます。

 
加圧注入とは、工場で木材に高い圧力をかけながら、防腐・防蟻剤などの薬液を深部まで染み込ませることで、木材の耐久性をあげることができます。

 

ウッドバルコニー工事は今日中には完成しませんでした。そして翌日は雨だったので、工事はおやすみでした。2階のドアからウッドバルコニーを見てみました。スノコ床になっているので、雨水は1階のウッドデッキへと落ちていきます(笑)。

まだ手摺り子がついていない状態だったので、滑って転んだりでもしたら危険です・・・。

 

庭に行ってみると、ウッドバルコニーは脚注金物で支えられていることがわかります。

 

以前、現場に運ばれてきたバルコニー金物です。株式会社カナイの金物で、脚注金物や大引受金物(おおびきうけかなもの)などが入っています。

 

ぐずついた天気によって工事が遅れてしまいましたが、作り始めてから約6日後にようやく動きがでてきました。笠木と羽目板が取り付けられています。まだ手摺り子の取り付け作業が残っています。

 

バルコニーから少し身を乗り出して写真を撮ってみました。羽目板が取り付けられているのがわかります。羽目板は木材が緑がかっていないので、防腐防蟻処理はされていません。

 

室内側から見たウッドバルコニーです。結構、迫力があります!根太は45cmX145cmサイズの木材を使用し、45cm間隔で取り付けられます。

 

ウッドバルコニーが取り付けられたことで良かったことがあります。それは、

 
リビングに直射日光が入らなくなったことです!

 

上写真をみても分かる通り、直射日光が入っていないのがわかると思います。それは紛れもなくウッドバルコニーの恩恵です。バルコニーが庇(ひさし)代わりとなってくれているのです。

それでいて、リビングには必要十分な明るさが得られています。採光をきちんと考えて間取りを作ったこともそうだし、スウェーデンハウスの大きな窓のおかげでもあります。直射日光が入らないので、観葉植物を育てやすい環境だと思います。

 

 

翌日には、ウッドバルコニーの羽目板も取り付けられ、いつのまにか塗装も完了していました!作業、はやっ!(笑)

バルコニーの色は、コンゾランクリームホワイトを選びました。最初は窓化粧枠と同じ系統色のタンネグリーンを選んでいたのですが、パソコンでいろいろとシュミレーションをした結果、クリームホワイトが無難だろうということで落ち着きました。この選択は、いま考えてみても正しい選択だったと思います。

詳しくは、窓枠・窓化粧枠・バルコニー色の決定を参照してください。

 

南西の角度からみた我が家とウッドバルコニーです。かわいい。惚れ惚れしてしまいます。

 

内側はまだ塗装が完成していませんでした。

 

最後にウッドバルコニーの奥行き(長さ)についてですが、

 
バルコニーを取りつけるなら奥行き150cm以上がオススメです!

 

なぜかというと、スウェーデンハウス標準のバルコニーの奥行きは120cmなのですが、120cmだと物干し竿とバルコニードアが干渉してしまうからです。

以下写真をみてわかるとおり、150cmだとバルコニードアを全開に開いても物干し竿とはぶつかりません。でも、120cmバルコニーだと物干し竿とぶつかってしまうので全開に開くことはできません。それではせっかくのバルコニーもなんだかもったいないですよね。

これは宿泊体験館で実際に自分たちで経験して気がつきました。感じ方に個人差はあると思いますが、120cmから150cmに長さを変更したとしても真下にあるリビングの採光にはまったく影響がありません。むしろ、リビングに直射日光が差し込むのを防いでくれて一石二鳥です。

 

リビングから見た外の景色です。

 

バルコニーがほぼ完成したので、次はウッドバルコニーの工事が始まるでしょう。楽しみです。以上で、ウッドバルコニー工事の説明は終了です。

次回は、玄関土間タイル工事について説明していきます。

 

ウッドバルコニーの色をホワイトなどの明るい色で塗装している場合は、木の樹液が滲みでてくる可能性があるので必要があれば再塗装してもらおう。
 
 
 

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