雨水枡の打ち合わせ/建築日記95日目

2012年2月25日(金)/雨水枡の打ち合わせ/建築日記95日目

 

スウェーデンハウス工事95日目。

前回までの時点で、ウッドデッキ下の防草シートが完了しました。

 

今回は、外構業者「ザ・シーズン」と課題点であった雨水枡の打ち合わせを行いました。

というのも、僕たちはスウェーデンハウス提携の外構業者に工事をやってもらう予定で着工したのですが、実はそれがまずいことになったのです。

着工後、提携の外構業者さんと打ち合わせを重ねていくうちにその業者さんの実力不足に不安を感じ、着工して2週間後ぐらいに外構業者を変更しました。その時すでに基礎工事は始まっており、水道の先行配管工事も終ってしまったあとでした。

ところが、「ザ・シーズン」さんに提案してもらったプランには、1点だけ問題点があったのです。

それは最初の外構業者に提案してもらったプランで行くと、水道の先行配管をそれほど地中深く埋める必要がなかったため、水道配管が浅い位置にあるのです。

そうなると、「ザ・シーズン」に提案してもらったプランで行く場合、水道配管をさらに地中深く埋める工事が必要になり、その追加工事費用が11万円もかかるというのです。

以下パース図の赤ラインで線をひいたところに水道配管が通っています。そのため、道路面と同じ高さにしてしまうと、雨水枡が地表面に露出してきてしまうのです。

 

なんとかならないものかとスウェーデンハウスにかけあったところ、外構業者をスウェーデンハウス提携の業者で工事すればなんとかできないこともなかったらしいのですが、外構業者がまったく別の会社なので、そこはどうにもできないと言われてしまいました。

 
ここにきて外構プランを曖昧にした状態で着工してしまったのが仇となってしまいました。

 

やはり、外構プランというのは着工前に確定させておくべきだとこの時に強く感じました。この件に関しては、「外構は早めに計画しよう!」で詳しく説明しています。

 

こうなったら追加工事費用がかからないように、軽微な変更でプランを再作成してほしいと「ザ・シーズン」のデザイナーさんに依頼しました。

その変更プランは正直、決して僕の満足のいく方法ではありませんでした。どういう変更になったのかというと、以下パース図の青枠で囲ったS字ラインになっている部分を直線的に変更し、基礎が露出する部分には植栽を植えてごまかすというものでした。

 

僕としては、このS字ラインが気に入っていただけになんとも複雑な気分になりましたが、11万の追加費用もばからしいし、どこかでコストアップを食い止めていかなければいけないので、ここはすっぱり諦めることにしました。

「ザ・シーズン」のチーフデザイナーは、「直線的になったとしても雰囲気が良くなるように仕上げますよ」、と言ってくれたので彼の言葉を信じたいと思います。外構の職人さんとも、この日に初顔合わせをしました。

とても優しそうなおじいちゃん職人でした。基本的に、工事はひとりでやるため工期はかかりますが、しっかりと丁寧に仕事をしてくれる方みたいでした。

ひとりですべての工程をやってもらうほうが、こだわりが強かったりとかで良い仕事をしてくれる場合が多いので、ここはおじいちゃん職人に期待したいと思います。

以上、雨水枡の打ち合わせについての説明は終了です。

次回は、1階洗面所の壁造作について説明していきます。

 

雨水枡が地平面より高い場合、外構プラン次第では障害となる可能性があります。地面より低い位置に配管してもらうか、外構を早めに計画しよう。
 
 
 

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