寝室とウォークインクローゼットの電気配線計画/電気設備・配線計画

2011年10月/寝室とウォークインクローゼットの電気配線計画

 

前回は、玄関から廊下の電気配線計画について説明しました。

今回は、寝室とウォークインクローゼットの電気配線計画について紹介していきます。

 

以下図は、寝室とウォークインクローゼットのスイッチ配線図を示したものです。黒いがスイッチで黒字で番号が25~32まで振ってあります。青い線が配線、「3路」と書かれたものが3路配線です。

使用している照明器具に関しては、「2階に採用した照明器具一覧」を参照してください。

 

寝室の電気配線、上図だとやや複雑に見えるかもしれませんが実は単純です。

橙10番橙11番の照明器具を寝室入り口ベッドのある壁面の2ヶ所でON-OFFできるようにしてあるだけです。

橙11番は左右対称に照明器具が配置されていますが、ひとつのスイッチで同時には点灯せず、個別に点灯できるようにしてあります。寝る前の読書灯のような目的で設置してみました。

 

黒32番のスイッチは、橙12番の照明をON-OFFを制御できますが、橙12番は人感センサ付きシーリングダウンを採用しているので、黒32番の壁スイッチを使うことはめったにありません。照明を連続点灯させたい場合に使うだけです。

黒31番のスイッチは、連動配線コンセントに挿した照明器具をON-OFFできます。

 

次回は、あけたらタイマによる防犯対策について説明していきます。

 

主寝室の電気配線計画のポイントは、ベッドに寝転がった状態で照明のON-OFFができるようにすること。連動配線も駆使するとより便利になりますよ。
 
 
 

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