ドア・バイフォールドドアの取り付け工事/建築日記81日目
スウェーデンハウス工事81日目。
前回までの時点で、階段造作工事が完了しました。
ここではスウェーデンハウスの建具であるドアとバイフォールドドアの取り付け工事について説明していきます。
まずはドアについて説明していきます。ドアには開き戸タイプと吊り引き戸タイプがあり、スウェーデンハウスでは壁内にすっぽり収まる引き込み戸のことをポケットドアと呼んでいます。
我が家は、開き戸が4ヶ所(トイレ2ヶ所、階段下収納1ヶ所、子供部屋1ヶ所)、ポケットドアが3ヶ所(シューズクローク、寝室、書斎部屋)の計7ヶ所にドアが取り付けられます。
ドアやポケットドアには、入り口の開口部の幅によって7M(69cm)、8M(79cm)、9M(89cm)と3種類のサイズが用意されています。我が家では、各居室に合わせて、それぞれサイズが異なります。
玄関正面に見えるのは、シューズクローク用のポケットドアで、サイズは1番小さな7M(69cm)です。シューズクロークのポケットドアは、基本的に家族だけしか使わない通用口なので、敢えて小さなドアを選びました。
ポケットドアは吊り引き戸になっているので、ドアの上部に吊り引き戸用のレールが設置されています。
ポケットドアが収納される(引き込まれる)壁面には構造用合板などの下地は張らずに、石膏ボードのみが貼り付けられます。
そのため、ポケットドアが収納される側の壁面になにか重いものを吊るす場合、最大でも5kg~10kg程度のものしか飾れないと思います。現場監督もそのように言っていました。もちろん、取り付け金具の種類や支点の数にも依ります。
絵画などさほど重くないものを飾る分にはなんの問題もありませんが、壁面に棚などを取り付けたい場合には注意が必要になります。
次は、1階トイレの開き戸です。スウェーデン製のドアで、厚みは40mmです。
仕上げはスカンジナビアンパインでクリアラッカー塗装されています。パイン材なので時を経るごとに飴色に変化していくのが魅力的です。このドアが欲しくてスウェーデンハウスを選んだといっても過言ではないでしょう!
以下写真は、子供部屋から見たドアとバイフォールドドアです。バイフォールドドアについては後述します。
2階洗面所と書斎部屋にもポケットドアを採用しました。書斎部屋のポケットドアのサイズが9M(89cm)、洗面所が8M(79cm)になっています。
書斎部屋のポケットドア(9M)は我が家でもっとも大きなドアです。値段も1番高かった!型番は6Gで、6枚ガラスを意味しています。
危険防止のため、まだガラス窓はハメ込まれていません。工事終盤でハメ込まれます。
2階トイレのドアと隣接するファミリースペースの腰壁ピーリングです。ファミリースペースの腰壁ピーリングはこれから本格的に工事が始まっていきます。
次に、収納扉を紹介します。
スウェーデンハウスの標準は、バイフォールドドアという折り畳み式の扉が採用されていて、セミルーバータイプになっています。収納のサイズに合わせて2枚扉用、小4枚扉用、4枚扉用、6枚扉用と4種類のサイズから選べ、造作扉にもできるそうです。
以下写真は、書斎部屋のバイフォールドドアで天井高までの高さ(230cm)があります。
フォールディングドアのサイズは天井高までがオススメでも詳しく説明していますが、バイフォールドドアの標準サイズは高さ210cmまでですが、僕たちが打ち合わせをしている最中に、230cmタイプも選べるようになりました。
230cmタイプにすることで1万ちょっと値上がりましたが、物が取り出しやくなるのでオススメです。このドアが選べるようになったのは、2011年の末からなので、実際にスウェーデンハウスのお宅で採用している方はまだまだ少ないはずです!
キッチンのパントリー収納も230cmタイプのバイフォールドドアにしました。
そして、以下写真が1階リビングのバイフォールドドアです。こちらは高さ210cmタイプなので、天井までの高さはありません。
天井までの高さにしたかったのですが、隣り合うドアの高さが210cmまでのタイプしかないので、高さの統一感をだすために210cmタイプを選びました。
以上で、ドアとバイフォールドドアの説明を終了します。
次回は、外壁コーキング工事について説明していきます。