エクステリアライトの紹介と設置工事/ザ・シーズン外構工事
ザ・シーズン(セキスイエクステリア)、外構工事30日目。
前回は、エクステリアライト設置の考え方について述べました。今回は、エクステリアライトの紹介と設置工事について説明していきます。
我が家がエクステリアライトとして採用した部分は、門灯とアプローチ灯の2灯です。設置場所は以下の設計図をご覧ください。
門灯は、門壁に採用したクロアチア輸入の天然石であるアドリア・スライスをライトアップする目的で設置しました。アプローチ灯は、駐車場から玄関までの明かり取りの目的で設置しました。
あとで詳しく説明しますが、門灯に採用した照明器具は、
そしてアプローチ灯に採用した照明器具が同じくマリンランプの、
門灯とアプローチ灯にシンプルな形状のマリンランプを採用したのにはわけがあって、我が家は玄関灯とバルコニー灯(オーデリック「OG041552」)に主張の強い照明を採用していることがひとつの理由です。
というのは、この照明はセードがモザイクガラスになっているので、ライトを点灯した際はそのモザイクガラス模様が玄関の壁一面に広がります。
上写真を見てお分かりの通り、とても主張の強い玄関灯です。
その主張の強い照明にさらにコテコテな洋風デザインの照明や、光り方や影の出方に特徴のある照明器具をもってきてしまうと全体的にウルサクなってしまいそうな気がしたので、ここはシンプルなマリンランプでいこうということになりました。
カタログなどを見ていると素敵なエクステリアライトはたくさんありますが、だからといってあれこれと手をだすのは好ましくありません。
次に、いくつも種類のあるマリンランプの中で ゼロデッキライトとゼロフランジライトを選んだもうひとつの理由としては、
消費電力は約1ワット(白熱灯10W相当かそれ以下)。
定格寿命も通常のLED電球の40000時間よりもはるかに長い70000時間です!驚きの長寿命ですね。
そして、LED電球に変えられるメリットは省エネの観点だけではありません。
というメリットがあります。
「溜まりにくい」というのはちょっと微妙な言い方で、100%結露が発生しないとはいいきれないのでそう述べているだけで、実際に、我が家が昨年1年間使ってみたところ、マリンランプのガラス表面に水滴がつく程度で、一般的によく言われるような「ランプ内に水が溜まる」という状態になったことは一度もありませんでした(関東圏の場合)。
マリンランプ内に水が溜まってしまうと、ショートして危険なのでガラスセードを取り外して水を取り除かなければいけませんが、LED電球にしておけば照明器具内で結露が発生しにくいのでメンテナンスの面でかなり楽をできるし、オススメです。
次にLED電球にはクリア電球とフロスト電球(くもりガラス)がありますが、エクステリアライト設置の考え方でも述べたように、僕は目に突き刺さるような眩しすぎる明かりは好まないので、ほんわか暖かな雰囲気を狙ってフロスト電球を採用しました(以下写真)。
もちろん、クリア電球を採用したとしても上記シリーズのLED電球ならばそれほど明るくないので目に突き刺さるような強い明かりになることはまずないでしょう。むしろ、ミニクリプトン球のクリア電球などを採用したときには低ワット数の電球に付け替えるなどの対策が必要になる場合があります。
以上、我が家が採用したエクステリアライトの紹介が終わったところで、実際にエクステリアライトが設置された様子を見ていきましょう。
まずは、門壁のゼロフランジライト・ゴールドです。この照明は新品の状態だとゴールドに光り輝いていて美しいのですが、素材は真鍮(しんちゅう)なので経年変化で黒ずんできます。
この黒ずみが真鍮の特徴であり、味わいでもあるのですが、もしゴールドを維持したいのであればこまめに真鍮磨きをする必要があります。
アプローチ灯のゼロデッキライト・ゴールドは、門壁の背後に設置しました。駐車場から玄関までの明かり取りのために設置しています。
門灯もアプローチ灯も昼間はさほど目立つ存在ではありませんが、夜になるとその存在をいかんなく発揮します。10ワット程の明るさでも夜になると結構な明るさになるものです。
以下写真は、外構工事が完成してから1年3ヶ月ほど経ったあとに撮影したものです。ほのかに門廻りを照らしてくれて、それでいて「眩しすぎない明るさ」というところがポイントです。
最期に、
センサーといっても明暗センサーとタイマー制御がありますが、我が家はパナソニックの「あけたらタイマ」でタイマー制御しています。
「あけたらタイマ」を導入することで「何時から何時まで点灯する」という使い方ができるようになるので、明暗センサーよりも節電効果は高く、同時に防犯効果も高まります。
ただし、季節ごとに暗くなる時間帯が異なるので季節が変わればON/OFFの時間帯も手動で調節しなければならないのがデメリットです。それが面倒だと感じる方は、明暗センサーのほうが適しているでしょう。
逆に、明暗センサーは昼間でも天気が悪いと点灯することもあるというのがデメリットでしょうか。エクステリアライトは、普段、家の中にいると自分たちには見えないライトになるので、つい消し忘れなどをしてしまいがちです。
あらかじめ、センサー制御を導入しておくとエクステリアライトを意識することなく生活することができるので、気分的にも楽ちんですよ☆
以上、エクステリアライトの紹介と設置工事の説明は終了です。
次回は、植栽プランの紹介と植栽工事ついて紹介していきます。