熱損失係数Q値の結果/ハウスメーカー選び

2011年8月28日(日) 午前10:00~/スウェーデンハウスとの契約日

 

スウェーデンハウスとの契約日に、熱損失係数Q値の結果が渡されました。

 
熱損失係数Q値とは、家全体の断熱性能を評価する基準値となるもので、室内外の温度差が1℃の時に、壁、床、天井面と換気口から1時間あたりに逃げる熱量を床面積で割ったものです。

 

いってみれば住まいの快適指数のことです。

熱損失係数Q値は、家の大きさ窓の数間取りなどが決まっていれば算出することができます。僕たちの現段階での熱損失係数は、

 
1.39/W/㎡/k(1.19Kcal/㎡・h・℃)

 

でした!

 

この 1.39/W/㎡/k(1.19Kcal/㎡・h・℃) という数値は、Ⅳ地域(関東以西)の次世代省エネ基準が 2.7(2.32) であることから比較しても、1.0W/㎡K 以上も数値を上回っていることになります!

Q値が 1.0W/㎡K 違うと、家の性能差が明らかになってきます(以下図の説明参照)。

次世代省エネ基準Ⅳ地域レベルの建物と比べると、1年間で、電気代の差が約74000円、エネルギー消費量の差が 9043Mcal 、CO2排出量の差が298kgC で、軽自動車1台分もの差がでてきます。

 

カタログのデータだけでは判断できない断熱性能を熱損失係数Q値という値で、その家の断熱性能を知ることができるのです。

熱損失係数Q値をだしてくれないメーカーも多い中で、スウェーデンハウスのように、こういった性能の目安となる値を施主に教えてくれるのはとても親切なことだし、数値が高いのをみれば自分の家を誇りに思えてくるのではないでしょうか。

 
ただし、Q値は、一邸一邸すべて異なります。

 

スウェーデンハウスを選んだからといって必ずしも高いQ値がでるとは限りません。前述したように、家の大きさ、窓の数、間取りなどによってその数値は変わってきます。Q値は、自分たちの現在のプランが、どの程度の断熱性能があるのかを示す指標になるものです。

スウェーデンハウスが契約時点で熱損失係数Q値を教えてくれるのは、きっとこの数値を踏まえて今後の家造りに活かして欲しいとの思いもあるのかもしれません。

以上で、ハウスメーカー選び編は今回で終了いたします。続きは、「契約から着工まで」編の「契約後、初の打ち合わせ」からスタートしていきます。

 

Q値は、断熱性能を知るひとつの目安!建築確認申請をだすまでは間取りの変更は可能なので、Q値が芳しくなかった場合は見直してみては?
 
 
 

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