階段手摺り子取り付け工事/建築日記92日目
スウェーデンハウス工事92日目。
前回までの時点で、玄関腰壁ピーリングが完了しました。
今回は、階段の手摺り子の取り付け作業について説明していきます。
スウェーデンハウスで手摺り子を採用したオーナーさんならご存知と思いますが、手摺り子の値段、高いです。一気に値段が跳ね上がります(笑)。
でも、部分的に取り入れるならそれほどの金額アップにはならなかったので、我が家も取り入れることにしました。壁クロスにするよりも、手摺り子にしたほうが通気性がよくなるので、階段に湿気などもこもりにくくなるメリットがあります。
手摺り子も大工さんが取りつけてくれるのかと思いきや、専門の手摺り子取り付け業者のおじいちゃんが施工してくれました。
これが手摺り子部材です。
底面を階段の傾斜にあわせて斜めにカットしていきます。
そして、手摺り子部材の底面にドリルのような工具で1本1本、穴をあけていきます。器用なおじいちゃんだなぁと思いました。
いままで家の工事でいろんな職人さんを見てきましたが、年輩の方の仕事ぶりは決まって丁寧と感じることが多く、20代~30代ぐらいの若い作業員は、仕事が雑だと感じる事が多かったです。もちろん、すべてに当てはまるわけではありませんが。
1階から2階にあがる途中の手摺り子部分です。手摺り子の土台(下地材)にあけられた穴に手摺り子をハメこんでいきます。接着剤とビスを使用して固定させます。
1階部分の手摺り子は取り付けが完了!
手摺り壁面です。ここも接着剤+ビスで固定しているものと思われます。
手摺り笠木の底部にあるほぞ穴に手摺り子部材をハメこみます。
さらに、ほぞ穴の空いているスペースに木材を埋め込んでガッチリと固定させます。手摺り子業者のおじいちゃんは、「この施工方法が一番頑丈なんだよ!」と、誇らしげに説明してくれました。
玄関土間の位置から手摺り子を眺めてみます。お客さんにもちゃんと見える位置です。あとで手前に洗面所の壁が取り付けられますが、その壁ができたとしても手摺り子はチラ見えするのです。まさに、見せる手摺り子!
以上、手摺り子の取り付け工事の説明は終了です。
次回は、玄関土間の断熱工事について説明していきます。