窓枠・破風・鼻隠しの塗装工事/建築日記67日目

2012年1月27日(金)/窓枠・破風・鼻隠しの塗装工事

 

スウェーデンハウス工事67日目。

前回までの時点で、天井下地桟の取付が完了しました。

 

今日は、窓枠・破風・鼻隠しの塗装工事を行なっていきます。

我が家は、窓枠の色をホワイトにしたので、キシラデコールではなく、コンゾランを塗ります。塗る色はホワイトですが、純白ではなく、少し落ち着いた感じのクリームホワイトを選びました。

 

 
コンゾランとは、日本エンバイロケミカルズが販売する木部用の水性ペイントのことです。塗膜の通気性が良く、木材の伸縮に順応するため、割れや剥がれが起こりにくくなります。

 

コンゾランで窓枠を塗ると木目を完全に潰してしまうので、あとからその木目を復活させることはできなくなります。ただし、

 
ペンキのベタ塗りとは異なり、コンゾランは通気性があるため、木の呼吸を妨げません。

 

その代わりとして、ヤニやシミなどの木材抽出成分が滲みでてきて、汚れが目立つことがあります。これには、僕たちも悩まされた経験があり、特にコンゾランのホワイトは汚れが目立ちやすくなるので、その点は留意しておく必要があるでしょう。

窓枠・窓化粧枠・バルコニー色の決定でも説明しているので参照してください。

 

 

さっそく窓枠を塗っていきます。最初は下塗りなので、色ムラがあちこちに散見されます。塗装業者さんの仕事は速く、2~3時間もあればすべての窓を塗り終えてしまいます。

 

下塗りしたあとに、上塗りをすると随分と見栄えがよくなってきます。下塗り後、上塗りするには4時間以上乾燥させなければいけません。気温が低く、湿度が高い場合は乾燥時間も長くなります。

帰りにもう一度我が家を見たのですが、上塗りは今日の時点では行われていなかったようなので、その他に変化した点を紹介していきます。

 

まずは破風です。破風にも塗装を行います。破風の色は素材そのものがもともと白いのですが、塗装をしていない状態だと粗が見えてしまうので、やはり塗装を施します。

 

以下写真は、塗装をしていない状態の破風です。塗装後の写真と比べると、随分と汚れが目立っているし、釘打ちした釘の頭頂部も見えてしまっています。

 

破風と同じように、鼻隠しも塗装がされました。キレイに塗られています!

 

塗装前の鼻隠しも見てみましょう。汚れや釘の頭頂部が見えていたりします。

 

塗装工事が始まると、一気に外観がキレイになってきてワクワクしてきますね!

次回は、外壁通気胴縁の取付工事を説明していきます。

 

外部化粧材は下塗りと上塗りの2回に分けて塗装されます。塗りムラ、塗り残し、ハミ出し、液ダレ等に気づいたら、メモをしてあとでまとめて報告しよう。
 
 
 

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