外壁通気胴縁の取り付け工事/建築日記67日目

2012年1月27(金)/外壁通気胴縁の取り付け

 

スウェーデンハウス工事67日目。

前回までの時点で、窓枠・破風等の塗装などの工事が完了しました。

 

今日は、外壁サイディング材を取りつける前の準備段階として、外壁側面に通気胴縁を取りつけていくのですが、その説明に入る前に確認しておきたいことは、窓の周りに防水テープが施されているかどうかです。

窓からの雨水の侵入を防ぐためにも大切な作業なのでしっかりとチェックしておきましょう。

 

では、通気胴縁について説明していきます。

 
通気胴縁(つうきどうぶち)とは、外壁材と壁との間に通気用の空間をあけるために設置される下地材のことです。この通気胴縁に外壁材を金具留めもしくは釘打ちで固定していきます。

 

外壁材によって縦張り専用と横張り専用があり、縦張りサイディングの場合は横胴縁に、横張りサイディングの場合は縦胴縁にします。

僕たちが選んだ外壁材、ニチハのモエンエクセラード21「コーラルストーン調」は、横張り専用のサイディング材なので、通気胴縁は縦胴縁にしていきます。

ここで施主が注意して見るべき点としては、以下写真の赤丸で示したように、空気の通り道を作るために、胴縁と胴縁は適度な間隔をあけて打ち付ける必要があるということです。つまり、板と板がくっつきすぎていてはNGです。

 

ただし、窓廻りの通気胴縁が四方くっついているのはOKです。

 

通気胴縁のすぐ上に、水切り板金(ガルバリウム鋼版)があります。

 

通気胴縁の取り付けが終了したら、いよいよ外壁サイディング材を取りつけていきます。

外壁工事屋さんは、コーナーから取りつけていました。サイディング材についている金具留を通気胴縁に打ち付け、固定していきます。

 

本日の作業はここまででした。明日から1週間ぐらいかけて、本格的に外壁サイディングの取り付け工事が始まっていきます。

全面に外壁がつくのが楽しみです!

次回は、1階床材・上り框工事について説明します。

 

外壁通気胴縁の役割は、1に通風、2に補強下地。空気の通り道を作ることが大切なので、胴縁が空気の流れを塞いでいないか要チェックです!
 
 
 

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