事件!階段幅が狭い!?/契約から着工まで

2011年9月11日(日)/スウェーデンハウス 階段幅が狭いことに気づいた日

 

この日は、午後13時からスウェーデンハウスオーナー宅の内覧会に2軒ほど行ってきました。そのうちの1軒のお宅で気づいたことなのですが、階段幅がすごく広々とゆったりしてたのです。

 

わかなちゃんと、「階段の幅がこれぐらい広かったらいいねー」などと話していて、実際に僕たちが作ってもらった設計図の階段幅はどのぐらいなのかと思って測ってみると…。

な、なんと!!

 
事件が起きていました!階段幅が 84cmしかない!

 

これがどういうことかを説明します。

スウェーデンハウスが基本寸法として採用しているモジュールは、120cmモジュールです。これは尺モジュール(910mm)やメーターモジュール(1000mm)よりもさらに広いモジュールで作られていることを意味しています。

尺モジュールでは、階段の有効幅(ささら桁を含まない壁から壁の内寸)は780mm以上。メーターモジュールでの階段の有効幅は約870mm。120cmモジュールの有効幅は、1070mm(107cm)以上でなくてはなりません。

 

内覧会で訪問したお宅では、階段幅がまさにその120cmモジュールで作られていたので、どうりで広々とした階段だなぁと感じたわけです。

では、行くたびに広いなぁと感じていたつくば展示場の階段の有効幅はどのぐらいなのかを尋ねたところ、なんと!

 
展示場は僕たちの階段幅より10cm以上も広い94cm!

 

これは事件に違いない。なぜ事件なのか。それは、僕たちが初めてスウェーデンハウスの展示場に訪れた頃から、営業さんに言われ続けていたことがあるからです。

それは、

 
「スウェーデンは福祉に力をいれている国だから、階段幅も横に人を付き添ってのぼれる幅を確保しているんです。」

 

そんなことを言われたら、当然、僕たちの家の階段幅もそれぐらいのスペースが確保されていると思ってしまうでしょう。いや、事実、そう思っていました。

ところが、実際には階段幅は84cmしかない。ささら桁の幅を除いた有効幅で計算したら、実際の幅はもっと狭くなるでしょう。

すぐさま、営業担当さんにメールを打ち、階段の幅を今からでも広げて欲しい!と頼みました。すると営業さんからすぐに返信がきて、

 
「設計士と相談したところ、事件は解決できそうです!

 

との嬉しい報告が!

どのように解決したのかというと、もともと浴室の横に使われていなかった無駄なスペースがあったのを僕たちは気づいていました。そのスペースはもったいないから、そこの壁をくりぬいてニッチを作ってくださいと設計士さんにお願いしていました。

ですが、階段幅が狭くなるとわかってはニッチなんて作っている場合ではありません。ニッチのスペースを潰してでも、階段の幅を広げてくださいと伝えました。

 

その結果として、

 
階段幅は94cm(有効88cm)となり、事件は解決!

 

展示場の階段幅と同じ幅を確保することができて、めでたしめでたしです。

すべては、内覧会に参加したおかげ。内覧会に参加していなければ、マイホームが完成したあとに、「あれ?階段がやけに狭いぞ?」という事態になっていたかもしれません。

設計段階で重要なことに気がつけて本当に良かったです。

 

間取りの形ばかりに集中していると、実際の幅を見落としがちです。設計図とにらめっこしながら、廊下や階段等の有効幅も注意して確認しておこう。
 
 
 

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