窓枠・窓化粧枠・バルコニー色の決定/契約から着工まで
インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせで、外壁材と屋根材が決定しました。
次に決めなくてはいけないのは、
これらの色は、2度目の宿泊体験のときにはすでに決定済みでしたが、おさらいの意味もこめて確認していきます。
まずは窓枠の色ですが、うちはホワイトを採用するのでキシラデコールではなく、コンゾランから選ぶことになります。
一度、コンゾランで窓枠を塗ると木目を完全に潰してしまうので、あとからその木目を復活させることはできなくなります。
コンゾランには、以下の色の種類があります(日本エンバイロケミカルズの色見本です)。
この中からピックアップしたのは、「ホワイト」「ライトアイボリー」「クリームホワイト」の3色です。
色見本のサンプルを見せてもらい、室内でみるもよくわからず・・・窓枠なんて外からしか見ることはないんだから、外で見なければ意味がない!と思って、展示場の外に出て僕とわかなちゃん、インテリアコーディネーターさんの3人でどれがいいかを決めていきました。
「ホワイト」は純白すぎて却下。ライトアイボリーだと優しくて落ち着いたイメージだけど窓化粧枠に採用するグリーンと合わせると、少しだけくすんで見えてしまいます・・・。
クリームホワイトだと窓廻り縁のグリーンが引き立って、遠目から見てもスッキリとしたイメージ。そんなわけで、窓枠はクリームホワイトに決定!
化粧品の販売員を仕事にしていたわかなちゃんは、色の組み合わせにはうるさいのですが、センスは確かなものを持っているので、わかなちゃんが良いと感じたものに素直に受け入れるようにしていました。受け入れない事もあったけど(笑)。
窓化粧枠のグリーンに関しては、ペンキ塗りの際によく用いられる色見本帳の中から、もっともイメージに近いグリーン2色を選び、先ほど決めた窓枠のクリームホワイトと組み合わせながら、しっくりとくる組み合わせを選びました。
クリームホワイトと上のグリーンを組み合わせると以下のようになります。まぁ、モニターで見ても正確な色がわからないので、あくまで参考程度にしてください。
濃すぎるグリーンだと遠目からみると暗く見えすぎてしまうので、できるだけ濃すぎないグリーンが良いと決めていましたが、日に焼けてしまうと白っぽくなることも想定して、1段階濃い色のグリーンを選びました。
ここまででの打ち合わせで気づいたのですが、
それに加えて勉強熱心な方みたいで、すでにクロアチアの家のイメージを把握してくれていて、僕たちが意図する色合いに近いものを的確にアドバイスしてくれます。
わかなちゃんとインテリアコーディネーターさんの意見が合致することも多く、そんなときは僕の出番はなしです(笑)。
そんな感じで傍観していました(笑)。
窓枠と窓廻り縁の色が決まったところで、最大の悩みどころはバルコニーの色です。
窓枠と同じ色のクリームホワイトは汚れが目立ちそうだし、ブラウン系だと更にもう一色増えてうるさくなりそうな感じがしたので却下しました。
次にわかなちゃんが目を付けたのが「タンネングリーン」という色。
明るいところで見るとグリーンだけど、暗いところで見ると焦げ茶色のように見えます。なによりタンネングリーンの施工例が少ないとのことで、人と違うことをしてみたいわかなちゃんにとっては、ビビっときたそうです。
しかしながら、タンネングリーンに決めてから10日後ぐらいに、
という不安がよぎったので、今度は僕の出番。簡易なCG画を作ってこの色が最適かどうかを確かめてみることにしました。
まずは、タンネングリーンのバルコニーです。
次に、ブラウン系のバルコニーです。
最後に、クリームホワイトのバルコニー。
こうして3枚の画像を見比べてみると、タンネングリーンはそれほど合っていないことに気がつきます。クドいというかなんというか・・・。
もっとも無難に見えるのは、3枚目のクリームホワイトのバルコニーではないでしょうか。
なので、窓化粧枠の色をもっとも効果的に引き立たせているクリームホワイトでいくことに決定しました。クリームホワイトは、窓枠の色と同じ色でもあります。
そんなこんなで外観の色の打ち合わせは終了です。次回は、LDKやトイレのクロスを選んでいきます。