エアコン配管工事/冷媒管、ドレンホース/建築日記52日目

2012年1月12日(木)/エアコン配管工事

 

スウェーデンハウス工事52日目。

前回までの時点で、屋根工事、屋根裏の通風まで進みました。

今回は、エアコンの配管工事について説明していきます。エアコンの取り付け位置に管を配管していくだけの面白くない作業ですが、お付き合いくださいませ(笑)。

 

以下写真は、2階の書斎部屋のエアコン配管です。ここは施主支給品なので、合板面に「支給品 型番未定」と書かれていました。

 

エアコンの配管は3本あるのがわかると思います。1本はドレンホース、2本組となっているのが冷媒管です。

 

 
ドレンホースとは、エアコンから出る水を排出するための配管のことで、隠蔽配管の場合は通常、断熱ドレンホースが使われます。

 

写真を見たところ、スウェーデンハウスで使われているドレンホースも断熱ドレンホースのようです。おそらく、形状的に因幡電工ものと思われますが実際のところはわかりません。

ちなみに、ドレンホースが断熱されていることのメリットとしては、結露の発生を防止してくれることです。次に冷媒管ですが、

 
冷媒管とは、エアコン室内機と室外機の間で冷媒(フロン)をやり取りするための2本組の配管のことです。
※冷媒=熱を温度の低い所から高い場所へ移動させるために使用される熱媒体

 

冷媒管は、上写真を見て分かる通り、銅管と保温材で被覆されています。

2階書斎部屋のドレンホースと冷媒管は、床下から1階子供部屋のクローゼットを通って、2階洗面所と2階書斎部屋の間の壁(写真右)を経由して、2階書斎部屋へと配管されています。

 

なお、書斎部屋と寝室に取りつけるエアコンは、ダイキンの6畳タイプの機種で、型番はEシリーズのS22MTES-Wです。省エネタイプのエアコンです。

 

 

次に、リビングのエアコン配管を見ていきます。

 

リビングには、ダイキンの18畳タイプのエアコンを施主支給品として取り付けます。我が家は、エアコンを4台導入し、3台は施主支給品としています。

型番は、HシリーズのS56MTHXP-W で「光速ストリーマ・4方気流・お掃除エアコン」などの機能がついた機種です。

 

また、上写真にはパイプスペースが見えています。

 
パイプスペースとは、配管を上下階に貫くために設けられた空間のことで、このスペースに太い塩ビの排水管やエアコン配管、給水管などの管が集中します。設計図上では、「PS」と表記されます。

 

最終的には、構造用合板や石膏ボードで閉じられ、壁クロスが張られると外側からはまったく見えなくなる部分です。

パイプスペースは1ヶ所だけとは限りません。我が家には合計で3ヶ所あります。以下写真の墨入れをしてある場所が、パイプスペース用に設けられた空間になります。

 

 

以下写真が、寝室のエアコン配管です。

 

寝室のエアコンは、キッチンの壁をつたって上階へと配管されています。

 

エアコン配管は、床下配管だけとは限らず、1階天井裏を這う天井配管もあります。

 

 

最後に、ファミリースペースのエアコン配管です。

 

ファミリースペースは1階リビングの壁をつたって上階に配管されます。

 

こちらは、ダイキンの8畳タイプを使用します。型番はEシリーズのS25MTES-Wです。

 

以上で、エアコン配管工事の説明は終了です。

次回は、施主支給品のドアホンを紹介します。

 

エアコンはメーカー経由で買うと高いので施主支給にしてもらうのがオススメ。自由な機種が選べて、最安値で買えるのと引換に自己責任になります。
 
 
 

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