水道の先行配管工事/建築日記24日目

2011年12月15日(木)/水道の先行配管工事

 

スウェーデンハウス工事24日目。

前回までの工事で、型枠解体工事までが完了しました。

 

型枠解体後は、最低でも1週間ほどは湿潤養生をしたほうが、長い間にわたってひび割れが少ない、強度のあるコンクリートになると言われています。

 
湿潤養生とは、コンクリートを湿潤状態に保つ養生のことで、散水したのちに養生シートを被せたりするのが一般的です。

 

スウェーデンハウスの場合は、外周部のコンクリートにのみ、ビニール付養生テープが施されていました。おそらく、湿潤養生の一環で行なっているものと推測されますが、以後このテープは剥がされることなく、張り付けられた状態のままとなります。

 

 
また、型枠存置期間を長くすると、間接的に湿潤養生期間を確保したことと同じ意味になるので、コンクリートの強度、ひび割れに対する抵抗はあがります。

 

因みに我が家の場合、コンクリート打設工事から型枠解体工事までの期間は約1週間でした。型枠解体後の湿潤養生期間があったのかないのか、そこら辺はちょっと曖昧なところではあります。

仮設トイレの横には、これから施工される防湿コンクリート(押さえコンクリートともいう)の下に敷く防湿シートが置いてありました。この防湿シートは、スウェーデンハウスでは防湿フィルムと呼んでいるもので、内装にもよく使われていています。

 

 

さて本題に移りますが、今回は水道の先行配管工事について説明していきます。ここで初めて水道業者さんの登場です。以下写真のグレーの塩化ビニール管(塩ビ管)を、これから地中埋めしていきます。

 

すでにいくつかの塩ビ管が取り付けられています。

 

北側に配置された水道配管を拡大すると、以下写真のような感じになっています。

 

以上、今日のレポートは終了です。

明日の工事では、基礎の土に防虫処理(土壌処理)を施し、その上から防湿シートを敷いていきます。

 

水道の先行配管工事、地味だけど重要な工事です。設計図に配置図が記載されているので、汚水枡、雨水枡、配管の位置などを確認しておこう。
 
 
 

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