網戸は風の抜け道に設置しよう/契約から着工まで

2011年9月23日(金) 13:00~/スウェーデンハウス 打ち合わせ

 

今回は、網戸の打ち合わせを行いました。

 
窓に網戸をいくつ取りつけるかについてです。

 

他メーカーでマイホームを建てる方ならば、「は?普通、全部の窓に網戸をつけるんじゃないの?」と思うでしょうが、スウェーデンハウスではその常識は通らないようです。

つまり、すべての窓に網戸をつける方は稀なのです。もちろん、すべての窓に網戸を付けるのは施主の自由なのですが、その必要性がないために網戸は必要な箇所にのみ取りつける方が多いのです。

なぜか。理由の一つとしては、

 
スウェーデンハウスはエアコンの常時稼働を推奨している住宅で、エアコンをつけたら窓を開ける機会が少なくなるから

 

というのが1点。またもうひとつの理由として、

 
スウェーデンハウスの網戸は窓の内側(部屋の中側)に取り付けられているから

 

というのが挙げられます。

一般家庭の網戸といえば、引き戸を開けた後で家の外側にある網戸を引くパターンですが、スウェーデンハウスの網戸は部屋の内側にある網戸をロールスクリーンのように昇降させる上げ下げロール式網戸と、左右に引っ張って収納するタイプの横引ロール式網戸の2パターンがあります。

以下図が上げ下げロール式網戸です。

 

こちらが横引ロール式網戸です。

 

いずれのタイプの網戸にしても、僕たちはただでさえ金額の高いスウェーデンハウスで、どこでコストを抑えられるかを常に考えています。スウェーデンハウスオーナーが、網戸をつけない最大の理由・・・それは、

 
網戸を減らせばてっとり早くコストダウンできるからです!

 

網戸の値段がひとつ1万としても、家中のすべての窓に網戸を取り付けたら相当な額になります。僕の家でいえば窓が21ヶ所あるので、網戸をつけなければ単純に21万円安くすませることができます。

しかしそれでは現実的ではないので、

 
自分たちの行動パターンから考えてこの窓は開けるだろうな・・・と思われる場所にだけ網戸をつけていくのです。

 

さらにいえば、

 
窓の対角線上、もしくは対面に窓(網戸)を取り付けることで、効率のよい風抜けを実現することができます。

 

我が家の例が正しいかどうかは別として、以下図に示したような風の抜け道、通り道を自分たちの設計図とにらめっこしながら考えてみてください。

 

また、「風を取り込む窓」が「風の入りやすい方角」にあるかどうかも予め、検証しておく必要があるでしょう。風が入ってこない位置に窓(網戸)を取り付けてもあまり意味はないですからね。

 

以上のようにして、我が家では必要な箇所にだけ網戸をつけることにしました。すべて合わせて7箇所にとりつけました。1階に2ヶ所、2階に5ヶ所です。

 

風の抜け道を考えて窓を配置するのはとても重要なこと!設計士によっては驚くべきことに風の抜け道を考慮せずに設計する方もいるので注意しよう。
 
 
 

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