網戸は風の抜け道に設置しよう/契約から着工まで
今回は、網戸の打ち合わせを行いました。
他メーカーでマイホームを建てる方ならば、「は?普通、全部の窓に網戸をつけるんじゃないの?」と思うでしょうが、スウェーデンハウスではその常識は通らないようです。
つまり、すべての窓に網戸をつける方は稀なのです。もちろん、すべての窓に網戸を付けるのは施主の自由なのですが、その必要性がないために網戸は必要な箇所にのみ取りつける方が多いのです。
なぜか。理由の一つとしては、
というのが1点。またもうひとつの理由として、
というのが挙げられます。
一般家庭の網戸といえば、引き戸を開けた後で家の外側にある網戸を引くパターンですが、スウェーデンハウスの網戸は部屋の内側にある網戸をロールスクリーンのように昇降させる上げ下げロール式網戸と、左右に引っ張って収納するタイプの横引ロール式網戸の2パターンがあります。
以下図が上げ下げロール式網戸です。
こちらが横引ロール式網戸です。
いずれのタイプの網戸にしても、僕たちはただでさえ金額の高いスウェーデンハウスで、どこでコストを抑えられるかを常に考えています。スウェーデンハウスオーナーが、網戸をつけない最大の理由・・・それは、
網戸の値段がひとつ1万としても、家中のすべての窓に網戸を取り付けたら相当な額になります。僕の家でいえば窓が21ヶ所あるので、網戸をつけなければ単純に21万円安くすませることができます。
しかしそれでは現実的ではないので、
さらにいえば、
我が家の例が正しいかどうかは別として、以下図に示したような風の抜け道、通り道を自分たちの設計図とにらめっこしながら考えてみてください。
また、「風を取り込む窓」が「風の入りやすい方角」にあるかどうかも予め、検証しておく必要があるでしょう。風が入ってこない位置に窓(網戸)を取り付けてもあまり意味はないですからね。
以上のようにして、我が家では必要な箇所にだけ網戸をつけることにしました。すべて合わせて7箇所にとりつけました。1階に2ヶ所、2階に5ヶ所です。