フォールディングドアのサイズは天井高までがオススメ
今回の打ち合わせでは、スウェーデンハウスの折れ戸(以下、フォールディングドア)を標準の高さのサイズ(2100mm)から、天井高までのサイズ(2310mm)へと仕様変更をしました。
スウェーデンハウスが採用している収納は天井高までの空間があるものの、標準のフォールディングドアに関しては2100mm までの高さまでしかありません。
収納自体が天井まであるのにフォールディングドアは2100mm までの高さしかないため、収納の上部にはモノが詰めづらく、収納空間を最大限に活用できません。
以前、積水ハウスの展示場や建売住宅を見に行ったとき、積水ハウスの収納扉は天井の高さいっぱいまでありました。なので、スウェーデンハウスでもそれができるはずだと思いこんでいましたが、そういう仕様の扉はないと言われてしまい、仕方なく諦めていました。
ところが、たまたまスウェーデンハウスの松戸展示場に打ち合わせに行ったときに、天井までの高さのフォールディングドアが使われているのを見つけてしまったのです。
初めて出会った営業さんにそう聞いてみたところ、
というではありませんか!!
以下の写真が、天井高までの高さがある2300mm のフォールディングドアです。
さっそく、つくば展示場にこの話をもちかえって担当の設計士K氏に尋ねたところ、「そうなんです、選べるようになったみたいです」とのこと。
といって、3つのフォールディングドアのうち、パントリーの扉と書斎部屋の扉の2カ所を2300mm のフォールディングドアに変えてもらいました。
ほんとは階段の手前にあるフォールディングドアも高さをあげたかったのですが、階段の踊り場を採用したことで1階の階段下収納の天井部分が斜め下がり天井になってしまい、フォールディングドアを高くすることができませんでした。
仮に採用できたとしても階段下収納の室内ドアは天井高までの高さのものがないため、隣接するフォールディングドアとの建具の統一感もとれなくなるということで容易に諦めがつきました。
実際に入居して 2300mm サイズのフォールディングドアを使ってみた印象としては、想像していたとおり、モノが出し入れがしやすいし、空間の隅々まで収納スペースを有効に活用できます!
逆に、2100mm サイズのフォールディングドアは、下がり壁が邪魔して上部の空間にモノが入れずらい状況。モノを出し入れしやすくするためには、ある程度の空間をあけて収納しなければいけないので、収納空間を最大限に活かすことができません。
これからスウェーデンハウスで新築される方は、2300mm のフォールディングドアが選べると思うので、実用性の面で是非ともこちらをオススメします!