24時間換気システムの工事/建築日記51日目
スウェーデンハウス工事51日目。
前回までの時点で、24時間換気システムの概要について説明しました。
今日は、24時間換気システムの工事について進めていきます。
玄関に入るや否や、24時間換気システムの心臓部ともいえる熱交換気ユニットが1階天井裏に取り付けられていました。この機械を中心として、1階フロアの空気の給排気が行われます。2階は2階で別々に給排気を行うので、2階天井裏にも熱交換気ユニットが取り付けられます。
2日後の写真ではこんな風になりました。24時間換気システムの工事は、3日ぐらいかけて行われます。狭いところを上手に配管を通しています。
この熱交換気ユニットがあるために、廊下の天井の高さが少し低くなっています。熱交換気ユニットの真上がユニットバスであることも天井高が低くなった要因となりました。
2階天井裏です。ブルーの配管が24時間換気システム用の配管、シルバーの配管が温度センサー付き換気扇で換気システムとは独立して配管されます。
こちらが2階の熱交換気ユニットを真下から見た図です。
天井裏から見た熱交換気ユニットとその配管です。
角度を変えてもう1枚。なんだかすごい絵ですね。24時間換気システムが取り付けられていない親世代が見ると、たいてい「なにこれ!?」と驚かれます(笑)。
2階書斎部屋に通っている配管です。ここだけ管の径が太く見えるような・・・。
この24時間換気システムのブルーの配管は、しっかりと断熱処理されていて、中にグラスウールが入っているのが見えます。
最後に、我が家の1階の24時間換気システムの配管図を紹介します。
24時間換気システムの配管は、管を通す幅が予想外に狭かったりして、現場で急遽、管の通り道が変更されたり、家の外壁側に取り付けられる給気口と排気口の位置が変わることもあります(うちは変わりました)。
僕たち施主としては、内部の配管の通り道が変わろうがそんなに気にするところではないのですが、外部の給気口、排気口の位置が変わるとなると、家の外観にも関わってくることなので、そのような場合には現場で独断せずに一旦、施主を通すように話をつけておくことをオススメします。
次回は、屋根工事の続きについて説明していきます。