連動配線コンセントで照明を楽しもう!/照明計画

2011年10月上旬/連動配線コンセントの紹介

 

前回は、ガーデンライト、勝手口灯を決めました。今回は、連動配線コンセントについて解説していきます。

 

一般的に連動配線コンセントという言葉が流通しているわけではありませんので、他の誰かに「連動配線にした?」と聞いても通じないかもしれません。

 
ここでいう連動配線コンセントとは、コンセントに挿した照明を壁スイッチでON-OFFできるようにしたコンセントのことです。

例えば、新居完成後にハンス・アルネ・ヤコブソンのスタンドライトを買ったとしましょう。

 

スタンドライトは、コンセントに電源を挿して初めて点灯するものなので、当然、スイッチのON-OFFはスタンドライト本体のところまで歩いていかなければなりません。

ですが、それでは面倒くさいから、コンセントに挿した後付けの照明も壁スイッチでON-OFF できるようになったら便利ですよね。それを可能にしてくれるのが、いわゆる連動配線コンセント。

連動配線コンセントに挿した照明は、どんな照明だろうと壁スイッチでON-OFFできるようになります。照明器具に飽きても簡単に変えることができるのがメリット。照明以外の器具、例えば扇風機などをコンセントに挿しても便利かもしれません。

 

参考までに我が家のリビングで説明していきます。

以下図を見ていただくと、①に壁スイッチがあります。②に連動配線コンセントがあります。この連動配線コンセントに挿した照明器具が③の位置においてあります。

 

①の壁スイッチを押すと、②の連動配線コンセントに挿した照明が、③の位置で点灯する、ということになります。

玄関から入ってきて、リビングに入る手前で、リビングの1番奥にある照明をON-OFFすることができるわけです。実際に使ってみて、これはすごく便利です。

我が家はリビング1ヶ所、寝室1ヶ所、書斎部屋1ヶ所、ファミリースペース1ヶ所で、合計4箇所に取りつけましたが、こんなに便利なものだとわかっていれば、

 
もっとたくさんの位置に連動配線コンセントを付けておけばよかったと思いました。

 

これからマイホームを建てる方は、「連動配線コンセントをそんなにつけたら費用があがるんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、

 
新築で設置する分には費用もそれほどかかりません!大した工事ではないので、新築だからこそ取りつけてください!

 

逆に、家が建ってしまったあとで連動配線コンセントを取り付けたいと思っても、設置するには壁を壊して工事しなくてはいけないので、そっちのほうがよっぽど莫大な費用がかかってきます。

あらかじめ、綿密な電気配線計画を練り、上手に連動配線コンセントを取り入れてみてください。生活してからが確実に便利になりますよっ!

 

次回は、かってにスイッチの便利さについて説明していきます。

 

連動配線コンセントは、コンセントに挿した照明と壁スイッチの距離が離れているほど便利に使えます。特に、リビング入り口の壁スイッチはオススメ!
 
 
 

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