エクステリアライト設置の考え方/眩しすぎる光に注意
ザ・シーズン(セキスイエクステリア)、外構工事30日目。
前回は、駐車場の土間コンクリート工事について説明しました。今回は、エクステリアライト設置の考え方について説明していきます。
我が家は当サイトのタイトルにもなっている「家は明かりから」でもわかる通り、インテリア照明の明かりにはかなりコダワリをもって決めてきました。
そして、僕たちの当初の目的でもあった「早く家に帰りたくなるお家」を実現するためには、
スウェーデンハウスに限らず、エクステリアライトにこだわる施主さんって意外と少ないと思いませんか? 街中を散歩していて、「あ、この家の明かり素敵だね!」と思える家はそれほど多くはありません。
それは、多くの施主さんにとって「家をライトアップする」という意識があまりなく、暗くて危ないからという「防犯上の理由」で取り付ける施主が多いからではないかと思っています。それゆえに、
「実用的なライト」というと真っ先に思い浮かぶのがスポットライトですが、スポットライトといっても結局のところは使い方や設置する場所次第でオシャレにもなるし、究極にダサくもなります。
スポットライトで植栽や外壁を照らせばライトアップされてカッコ良くなりそうですが、単純に計算もなしに真下から光を当てるだけでは不気味な影ができてホラーな家になってしまうこともあります。それは、スポットライトを設置したあとの影の出方まで計算に入れていないことから生じる失敗例です。
また、駐車スペースを照らしたり、北側通路を照らすにしても、
そういうお宅を発見するたび、「あ~、やってしまったね」と感じることも少なくありません。そしてもうひとつ、僕が残念に感じてしまう明かりといえば、町の街灯にも共通して同じことが言えるのですが、
眩しすぎる明かりというのは、家のオーナー自身が眩しいのはもちろんのこと、
散歩しているだけなのにまるで犯人かのように照射されるスポットライトもそうなのですが、スポットライトは常時点灯していることが少ないし、手動で簡単に方角を変えることができるので設置後にいくらでも調整することができます。
では、本当に眩しいのはどのような明かりなのかというと、
照明器具自体が透明ガラスなのに、電球もクリア電球にしてしまっては光源が直接、目に突き刺さるのは容易に想像がつくと思うのですが、残念ながらそういったエクステリアライトを採用しているお宅はよく見かけます。
近隣住民の迷惑を考えないもしくは迷惑であることに気づいていないお宅にありがちな失敗例といえるでしょう。
エクステリアライトを設置する際は、
ということを肝に命じておくべきでしょう。
夜間にエクステリアライトやガーデンライトが点灯している町並みはとてもキレイです。明かりがあるというだけで防犯効果も高まると思います。
ここを読んでいる皆さんも、まずは自分の家から明かりを広げていってみてはどうでしょうか。夜になってライトアップされた我が家を見て、「やっぱり我が家は素敵だな、カワイイな」とニンマリするのも楽しいものですよ(笑)。
もちろん、目立つことを好まないご家庭もたくさんいらっしゃると思うので決して無理して明かりをつける必要はありません。あくまでご提案のひとつとして当記事を書かせていただきました。
次回は、我が家が採用したエクステリアライトの紹介と設置工事について紹介していきます。