外構は早めに計画しよう!/契約から着工まで

2011年10月/外構を早めに計画することを大切さ

 

前回は、建築確認申請を提出しました。今回は、初めての外構打ち合わせでした。

 

まず最初に、外構のなんたるかを簡単に説明しておきましょう。実はわたくし、お恥ずかしいことに、

 
外構工事ってハウスメーカーが施工するものだと思っていました。

 

ところが実際には、ハウスメーカーであるスウェーデンハウスと外構業者は全く別の会社であって、ハウスメーカーは提携している外構業者さんを紹介してくれるだけなのです。

スウェーデンハウスの見積りには、おおざっぱな外構費用として初期の段階からいつも100万円が見積もられていたので、外構工事もスウェーデンハウスがやるものとばっかり思っていました(笑)。家造りが初めての方にとっては、僕のように思っている方も少なくないのでは・・・。

家を施工するハウスメーカーと外構を施工する業者が異なるということは、

 
極端な言い方をしてしまえば、ハウスメーカー側にとって外構工事は建物本体の付随工事に過ぎないのです!

 

もちろん、中間マージンとしての収益源になるとは思いますが、外構工事でいくらの費用がかかろうが、お庭がどんな風になろうが、それはハウスメーカーにとってはあまり関係がないことなのです。つまり、ハウスメーカーに外構をあてにしてはいけません。

もちろん、人としてお互いに良いものを作りたいという部分では共通していると信じたいところですが、企業利益としてみた場合、ハウスメーカー経由で外構工事をしてもらわなくても、ハウスメーカーはそれほど痛くも痒くもありません。

 
しかし、施主にとってはそこに大きな落とし穴があるのです。

 

建物本体と一緒に綿密な外構計画をしておかないと、ハウスメーカー側が施工する建物の基礎部分や水道管、下水管、ガス配管、エアコン室外機の位置などが問題となって、しっかり計画しておけば払う必要のなかった手直しのための追加費用がかかる可能性があるからです。

もしそれで手直しをせずに施工した場合、

 
外構プランにも制約が出てしまい、納得のいく外構工事ができなくなる可能性もあります!

 

それなのに、外構は家が建ってから計画し始め、何ヶ月かしたのちに工事をはじめる人たちが多いのをご存知でしょうか。

それでなんの問題も発生しなければ良いのですが、問題が発生した時には予定外のコストアップとなりをやむおえずコストを削減しなければならなくなります。そうなると、

 
家は立派なのに外構がちょっとねぇ…

 

という決まり台詞が近所からちらほらと聞こえてくるわけです。

実際、予算内でできる限りの立派な建物を建てようとしているわけですから、外構費用に回せるお金はほとんどの施主にとって厳しいはずなんです。うちも外構費用を捻出するのはかなり厳しいものがありました・・・(笑)。

なので、早めの外構計画をして、予算面での概算金額もしっかり把握し、綿密な資金計画をたてておくことが重要になってきます。

 
「早め」の目安として、建物本体の着工時には詳細な外構計画が完成している段階までもっていきましょう。

 

決して、大雑把ではダメなんです。これからマイホームを計画する方は、そのことを頭の片隅にでもいれておいてください♪

次回は、外構1社目の打ち合わせについて説明していきます。

 

外構は家が建ってから・・とのんきに構えていると思わぬ罠が潜んでいることも。理想は建物が着工する前に外構の設計が完了していることです!
 
 
 

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