スウェーデンハウス着工!/遣り方、根切り工事の解説

2011年11月22日(火) /工事初日、スウェーデンハウスの着工

 

前回は、地鎮祭について説明しました。今回は、遣り方、根切り工事について説明していきます。

 

まず2011年11月22日、ついに着工しました!

24日から着工予定だったので1日前倒しされて工事が始まったようです。なので、決して狙ったわけでもなく、

 
11月22日。「いい夫婦の日」に着工し、なんとなく縁起の良いスタートです。

 

火曜日(22日)か木曜日(24日)に着工するとは聞いていて、たまたま火曜日の朝に家の前を通ったらトラックが1台止まっていたので、「もしや・・・」と思って、会社の昼休み中に見に行ったら自分たちの土地がパワーショベルで掘り起こされていました!

 

工事業者は、当然ですがスウェーデンハウスではありません。スウェーデンハウスと提携している下請けの基礎工事業者さんです。年輩のおじさん2人が工事を行なっていました。

業者さんに何の工事をしているのかを聞くと、遣り方根切り工事を実施しているのだそう。2日間で砕石工事まで終わらせる予定だと教えてくれました。

 

そんなこといわれても、素人の僕たちにはよくわかりませんよね。なので、写真付きで簡単に説明していきます。

 
遣り方(やりかた)とは、基礎工事に先立ち、貫、杭などを用いて建物の位置や基礎の高さを決めるために設ける仮設工事のことです。別名、丁張り(ちょうはり)とも呼ばれます。

 

基礎の高さを決めるということは、水平ラインが少しでも狂っていたりすると、歪んだ建物ができあがってしまうことにもなりかねないので、遣り方はとても重要な工事になります。

遣り方の際の簡単な用語を説明します。まずは下写真を見てください。

 

 
外周に張られた板を水貫(みずぬき)といい、約1.8m間隔に打たれた杭を水杭(みずぐい)といいます。そして、水貫の内側に張られた白い糸のことを水糸といいます。

 

順序としては、水杭を約1.8m間隔で打ち込み、その水杭に水平ライン(基礎の高さ)を書き込み、書き込んだ水平ラインに沿って水貫を取りつけていきます。水平をとるには、水平器を使います。

そして、水貫と水杭が動かないように筋交い貫(すじかいぬき)を取りつけてしっかりと固定します。その後に、水糸が基礎の中心になるように水貫に張りつけます。

最後に、水糸を外しても基礎中心線がわかるように、水貫へ墨付けして完了です。

 

次に、根切り工事について説明します。

 
根切り工事(ねぎりこうじ)とは、基礎を作るための穴を掘削する工事のことです。

 

根切りをしたときの底の水平面を根切り底と呼びます。基礎工事業者さんは、パワーショベルを使ってどんどんと掘っていました。

 

以上、着工初日の工事を紹介しました。

なんだか一気にマイホームが現実のものになってきた感じがします。

 

次回は、砕石工事について説明していきます。

 

基礎工事は家の建築工程の中で最も重要な工事のひとつ。着工前に、基本的な知識を身に付け、できれば施主自ら現場をチェックしに行こう!
 
 
 

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