外構業者「ザ・シーズン」に決めた日/セキスイエクステリア

2011年11月27日(日)/セキスイエクステリア「ザ・シーズン」 打ち合わせ

 

前回の外構業者「ザ・シーズン」との出会いで、僕たちがエクステリア専門会社であるザ・シーズンに行く事になったいきさつを話しました。

 

今回は、「ザ・シーズン」での打ち合わせ内容について説明していきます。

 

まず、ザ・シーズンに行く前にインターネットから予約受付をしました。その際、備考欄に以下の要望を貼り付けて送信しました。この要望は、外構B社に初めて要望を伝えたときと同じもので、業者の実力比較ができると思ったので同じ文章を送りました。

その要望がコレです。

 

ロックガーデン風

クロアチア風(石造り、石畳の雰囲気)を貫く

かわいらしいイメージではなく、無骨で洗練されていないイメージ。作りこまれていない感じ、ありのままの自然の感じ。

 

自転車が2台確保できるスペース

玄関横などの盗まれやすい場所はできれば避けて欲しい

 

・玄関に自転車を入れるためのスロープが欲しい

・ポストはボビ(黄色)を前提

・四角い門壁は好きではない

・簡単なライトアップ計画も提案してもらいたい

 

また、僕のクロアチアのホームページも合わせてを紹介しておきました。その際、僕のホームページであることは一切、伝えませんでした。

そして、打ち合わせ当日。「ザ・シーズン」に行って最初に出てきた担当さんは、

 
チーフデザイナー!!

 

口にはだしませんでしたが、「シメシメ」と思いました。いままでの家造りの経験から、実力不足の担当を相手にしても時間の無駄であることをイヤでも思い知っていたからです。わかなちゃんもきっと同じ思いだったことでしょう。

そして、チーフデザイナーに会うやいなや、

 
僕は瞬時にこの人は実力のある人だなと悟りました。

 

なぜかというと、彼は僕のクロアチアのホームページからいくつかの写真を抜粋し、印刷したものを手にもっていたからです。その写真のほとんどが僕が気に入っている写真であり、それは僕たちが伝えたかったクロアチアのイメージそのものでした。

チーフデザイナーと実際に会話を交わしてみたら、もっとびっくりしました。

 
このひと、クロアチアをよくわかっている。しっかり研究してきたんだなというのがすぐにわかりました。

 

さらに、クロアチアやイタリアの輸入石材が載っている資料をとりだしてきて、クロアチアのドブロヴニクダルマチア地方で実際に使われている石材まで紹介してくれました。輸入石材を取り扱っているのは、三樂(さんらく)という会社です。

 

これがクロアチアの輸入石材です。

 

期待に胸をふくらませ、さっそくスウェーデンハウスの設計図を見せて、外構プランを提案してもらいます。

彼はもう、とにかく仕事が早い!設計図を見ただけですぐにパッパッとアイディアをその場で提示してきてくれます。いったん、会社に持ち帰ったあとで、1週間後に提案をしてくるというスタイルをとってきたいままでの外構業者とはわけが違います

これこそが本当のプロの仕事であるべきだと思いました。

僕たちは彼の話にどんどんと吸い込まれていき、時間の経つのも忘れて、

 
外構打ち合わせが、初めて楽しいと感じた瞬間でした!

 

わかなちゃんなんて、「外構はとっしに任せるよ」とかいって、いままであまり関わろうとしませんでしたが、今日の打ち合わせでは率先して打ち合わせに参加しているではありませんか!わかなちゃんは、チーフデザイナーの提案力に完全にひきこまれていました!

もっとも印象的だったチーフデザイナーの言葉があります。正確には忘れましたが、以下のようなことを言ってたと思います。

 

「外構業者の中には1点豪華主義で、ひとつのサークルの中だけで外構をプランすることが多いけど実際はそうじゃない。

外構はいくつかのサークルが交わり合い、相互にストーリーを形成していなければならないのです。」

 

ス、ストーリー・・・!?

この瞬間、僕とわかなちゃんは完全に彼に惚れました。

いままでの外構業者さんにも聞かせてあげたい。

 

そう、まさに彼の言うとおりなんです。建物と外構は分離していてはならない。繋がりがあってこそ、テーマのある家が完成するんです。僕たちにとってのテーマ、それがクロアチアなのです。

僕とわかなちゃんは、すっかり外構業者を変える気満々になりました。ただ、外構業者を変えることに問題がないわけではありません。

もともと、スウェーデンハウス提携の外構業者さんを前提でローンを組んでもらっているので、スウェーデンハウスの建物と一緒にローンを組めるのか、二重ローンにはならないのか?外構費用が増えた場合、銀行ローンはどうなるのか?など、気になることが何点かでてきます。

そういうことも含め、外構業者さんにアドバイスを求めたところ、前例ではそういったお宅を何件も見ているので大丈夫なのではないか、と言われました。スウェーデンハウスで新築を建てるお客さんで、提携の外構業者とウマが合わなくて私どものお店を訪ねてくるお客さんも結構います、とのこと。

あとは、スウェーデンハウスの営業担当さんとの交渉次第だそうです。

ここは僕たちが営業担当さんに相談して、なんとかしなければいけないところです。

同じ値段をだすなら、絶対に「ザ・シーズン」に軍配があがるのがわかるから、早いうちにいまの外構業者B社に断りを入れようと思います。

 

そして、これから外構業者さんを選ぼうと思っている方にアドバイスがあるとすれば、

 
外構業者も妥協してはいけない!

 

ということです。せっかくハウスメーカーを真剣に選んだのだから、外構業者も妥協せずに何社か見てみましょう。外構に手を抜いてしまうと、「家は立派だけど外構がねぇ・・・」という典型的な家になってしまう可能性があります(「外構は早めに計画しよう!」を参照)。

外構業者は、地元の工務店がやっている場合も多いので、家のメーカー以上に実力差がはっきりと現れてしまうところです。提案力が乏しいところ、いっぱいあると思います。

最初はよくわからないと思いますが、何社か見ていくうちに、実力のある業者、そうでない業者を見分ける能力が身についていきます。1社だけを見て終わりにせず、積極的にいろんな外構業者にプランを作ってもらいましょう。

なお、今回話し合った「ザ・シーズン」のパース図は、2週間後に見せてもらうことになっています。どんなものが仕上がってくるのが、すごく楽しみです!

 

外構を考える上で大切なことは建物との繋がりを意識することです。建物が和風なのに外構が洋風ではチグハグです。統一感と交点がキーワード!
 
 
 

総計 総計
昨日 昨日
今日 今日