浴室の窓は必要か否か!?/契約から着工まで
今回は、「スウェーデンハウスの浴室に窓は必要か?」について論じていきます。
スウェーデンハウス以外の他のメーカーで建てるならば、浴室に窓が必要かどうかなんて議題にものぼりません。他メーカーならば間違いなく浴室の窓を取りつけるからです。
しかしスウェーデンハウスの場合は、
窓枠が木でできているということは、
このことがスウェーデンハウスオーナーを悩ませるのです。窓枠をカビさせないようにするためには、
僕だけじゃなく、誰もがそう思うことでしょう。いままでがそういう生活をしてきていないのだから、いきなりそんな生活をしろといわれても無理な話です。
スウェーデンハウスも融通をきかせて、浴室の窓だけは樹脂サッシにしてくれればなんの問題もないのですが、あいにく、スウェーデンハウスではそれはできません。
ここで2つの分かれ道ができるのです。
というパターンと
というパターンです。
僕は後者の意見で、浴室に窓をつけるのに賛成派でした。ところが、おそらく掃除をするであろう妻のわかなちゃんは、浴室に窓をつけることに否定派でした。
そりゃそうですよね、毎日掃除するものの身になったら、浴室の窓枠をメンテナンスしなければいけないなんて面倒すぎますからね。このことで1ヶ月間ぐらい、夫婦ふたりで対立していました。
でも、僕は知っていました。
光が全く入らず、浴室内が真っ暗。
僕の会社の浴室がまさにその状態なんです。
浴室は基本的に夜に入るものだからそれでも問題ないという人もいますが、長い人生、昼間に入る回数だってたくさんあるはずです。
その時に、光が全く入らない浴室にすがすがしい気分で入れるでしょうか。いいや、僕には絶対に不可能です。
なので、僕はわかなちゃんに言いました。
と。しぶっていたわかなちゃんも、ついに首を縦に振りました。
わーいわーい!ついに、浴室の窓、採用だっ!!僕はこの時、かなりテンションがあがっていたことでしょう。
それから半年の月日が建ち、マイホームが完成し、いざ浴室に窓がついたとき、わかなちゃんは僕にこう言いました。
内心、コノヤロー!と思いましたが、口にだすとあれなので、「うんうん!窓のある浴室は最高だね!」といって相槌を打っておきました(笑)。
ちなみに、実際に生活してみての感想になりますが、心配していた浴室の窓枠の木部は、
もちろん、ガラス窓や取っ手は結露しますが、窓枠木部には結露から発生する水滴はついていません。ただし、ガラス窓についた水滴が垂れ落ちて窓枠を濡らす可能性は否定できないので、布巾で軽く拭いたり、窓を少し開けて換気する程度の簡単なお手入れは必要になります。
我が家では、窓のすぐ側に換気扇があることも手伝って、結露しにくい状況が揃っているのかもしれません。いずれにしろ、年間を通して検証する必要がありそうです。