壁紙・クロス貼り工事/建築日記103日目

2012年3月4日(日)/壁紙・クロス貼り工事

 

スウェーデンハウス工事103日目。

前回までの時点で、外部設備取付工事が完了しました。

 

今回は、壁紙・クロス貼り工事について説明していきます。

クロスを貼る前の下地作業としてクロスのパテ打ち工事はすでに終了していますので、いよいよクロス貼り作業に移っていきます。

現場に到着すると、すでに寝室の天井のクロスが貼られていました。基本的に天井から貼っていくようです。

 

 
壁紙クロスは、壁紙施工用接着材で貼り付けます。現場で使用されていたのは、矢沢化学工業株式会社のウォールボンド100です。

 

壁紙クロスに接着剤を塗布する場合は、刷毛(はけ)で塗る方法と機械で塗る方法とがあります。ウォールボンド100は機械糊付け用なので壁紙糊付機を使って接着剤を塗布していきます。

以下写真に写っているのが壁紙糊付機です。この糊付け機を使うことで、糊付け、送り、クロスの裁断が行えます。

 

使われていた糊付機は、極東産機株式会社のβ-LightⅡという機種でした。機械の使い方等の説明については割愛させていただきます(笑)。

 

2階トイレの壁紙クロスが糊付機に充填されていました。テンションあがります!

 

糊付けをしたら、糊のついている面と面を折りたたむようにして重ねあわせて、糊を壁紙全体に行き渡らせます。そしてこの状態を夏場は5分程度、冬場は10分~15分程度、維持します。この時間のことをオープンタイムといいます。

クロスを貼る際は、ヘラを駆使して壁面にぴったりと沿うように貼り付けていきます。貼り付けが終わったらカッターで裁断します。

 

2階トイレのクロスの完成です。

 

施主が注意してチェックすべきポイントは、クロスを継ぎ合わせた部分がキレイに繋がっているかどうかです。絵柄のラインがずれていれば、やり直しをしてもらいましょう!

 

クロス貼り付け工事は、だいたい1週間ぐらいかけて行われます。クロス工事そのものはそれほど時間はかからないのですが、電気工事が終わるまでは工事が始められなかったりなど、他の業者さんの進捗状況によっては時間がかかってしまうこともあります。

1階トイレの壁紙クロスも完成です。

 

2階洗面所のクロスも完了です。

 

主寝室のクロスも完了です。

 

1階リビングのクロスも完了です。

 

以上で、クロス貼り工事の説明は終了です。

次回は、スイッチ配置図の作成について説明していきます。

 

クロス貼り工事ではクロスの継ぎ目がキレイに施工されているか、剥がれや隙間がないかをチェック。石膏ボードのパテ打ち(下地処理)も重要です。
 
 
 

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