基礎化粧工事/化粧モルタル/建築日記94日目
スウェーデンハウス工事94日目。
前回までの時点で、電気関係打ち合わせが完了しました。
今回は、基礎化粧工事について説明していきます。
スウェーデンハウスの場合、オーナーさんのブログを読んでいると、基礎化粧工事を行なっているお宅と、コンクリート打ちっぱなしのお宅と、どうやらマチマチのようです。
どういった基準で化粧モルタルをしたりしなかったりするのでしょうかね。地域によって異なるのでしょうか。
基礎化粧工事をやったりやらなかったりすると、基礎にクラックが見つかってそれを化粧で隠したと疑われても仕方のないところですよね。そのあたり、スウェーデンハウスの見解を聞いてみたいですね。
ウチの場合は、ざらざらとした質感の化粧モルタルを施してもらいました。他メーカーと比較しても、決してデザイン基礎と呼べるような基礎ではありません(笑)。
化粧モルタルは、各メーカーによって塗り方が異なり、
大手メーカーで特徴があるのは、積水ハウス、ダイワハウス、パナホームなどです。
積水ハウスの基礎は、石調のでこぼこのあるパネルで質感をつけてから、モルタルで塗っていきます。ダイワハウスの場合は、型枠にすでに縦のラインがついていて、型枠を外したら縦のラインがつくようです。パナホームはでこぼことした質感に数メートル間隔に縦のラインが入っています。
各メーカーそれぞれに特徴があって面白いので、他メーカーの基礎も研究してみましょう。
それではさっそく現場を見ていきましょう。以下写真が、セメントモルタルです。ローラーで塗っていきます。初めてみた作業員だったので、基礎化粧担当の業者さんかと思われます。
化粧モルタルをする際は、予め基礎部分の土を20~30cmほど掘ってから塗り始めます。以下写真が、化粧モルタルのビフォーアフターです。スウェーデンハウスの基礎はもともとキレイなので、化粧仕上げをする必要はなさそうなんですけどね。
もう1枚、ビフォーアフターの写真です。手前側が作業終了後、奥側がこれから塗るところです。化粧モルタルをすることで確かに重厚感が増す感じは見受けられます。
ただし、モルタルを塗りたてのときは色がかなり濃くなりますが、乾けば薄いグレー色に戻ります。
キッチンの土間勝手口の階段には、モルタルがつかないように養生してありました。土間勝手口の階段は化粧モルタルはせずに、コンクリート打ちっぱなしになります。
以上で、基礎化粧工事の説明は終了です。
次回は、ウッドデッキ下の防草シートについて説明していきます。