キッチン食器棚の決定/契約から着工まで
2011年9月17日(土) /キッチン食器棚が決定した日
わかなちゃんは、間取りの作成段階からキッチン食器棚をどのようなものにするのかを相当、悩んできました。
LIXIL(リクシル)に何度も足を運んで収納ユニットを見に行ったりしたのですが、
営業さんに見積もってもらったところ、サンウェーブ(SUWAVE)のリシェルの1番シンプルなものでも26万円でした。そこから欲を出してちょっと良いものを買おうと思ったら、組み合わせ次第で簡単に50万~100万円コースになってしまうんです。
以下の設計図は、26万円のキッチン収納の設計図です。カウンターとウォールキャビネットだけでこの値段はちょっと高いですよね・・・しかも、別に気に入ったデザインというわけでもないし、至ってスタンダードなものなんです。
一体型のキッチン収納(システムキッチン)のメリットは、
キッチンとの一体感があるので、インテリアのアクセントにもなります。
魅力的ではあるけど、わかなちゃんは身長が155cm とそれほど高いわけでもないので手の届かないところまである収納は使いにくいし、そもそも下り壁のない対面型キッチンにする都合上、ウォールキャビネット(吊戸棚)は取り付けられません。
そしてなにより、予算の関係上でキッチン収納はできる限り安くすませたいと思っていたので、近所に新しくできたばかりのROOM DECO 家具のかねたやに行ってみました。
僕とわかなちゃんが気にいる食器棚が見つかったのです!
それは堀田木工のクリスSという食器棚です!
ジャジャン!
横幅1757mm で、高さが1955mm、奥行き485mm。左側の「60食器」と右側の「115オープン食器」は分離しているので、別々に買うこともできます。
横幅180cm 程度のものを探していた僕たちにとってこのサイズならピッタリ!身長155cm のわかなちゃんでも、最上段の扉にある食器類も出し入れできます。
主材に、天然木の温かみを感じられるアルダー材を使用しているので、ナチュラル色のインテリアで統一したいと思っている僕たちにはぴったりの色合い。木の風合いが感じられ、少し赤みがった色合いも雰囲気があってすごく素敵です。
触った感じ、総無垢材とはいきませんが値段以上の高級感とかわいらしさがあります!
ガラスはチェッカーガラスがはめこまれているので、カップボード内の雑然とした食器類が目立たないところがよく工夫されています。どんなにキレイに陳列しても、カップボード内の食器類ってなかなか整然といかないものですしね。
機能性も抜群です。天板には、システムキッチンの流し台に使われることの多い人工大理石が使われていて、厚みは6mmほど。人口大理石は熱に強いし、油汚れなどのしつこい汚れにもクレンザーなどで簡単に拭きとることができるのがメリット。
オーブンや炊飯器を置く場所には、天井にモイスが取りつけられているのでスチームオーブンレンジにも対応しています。
コンセントは3ヶ所についていて、コンセント穴は全部あわせて6口。キッチン家電が増えていっても、タップを使わずに対応できるのがメリットです。
引き戸は、すべてソフロクロージング仕様になっているので、引き戸を閉めた時にバン!と大きな音をたてずに済むし、食器棚自体や収納物にも優しい造りになっています。
その他の機能として、カップボードのすべての開き扉には耐震ラッチが標準で取りつけられています。揺れると全ての扉をロックしてくれるので、食器が飛び出さずに安心です。
東日本大震災後のマイホーム造りであったため、地震対策が施されている家具はポイントアップとなっていました。
まさに実用性とデザイン性が兼ね備えられた完璧な食器棚です。収納量もたっぷりとあるので、長く大切に使っていけそうです。
ようやく食器棚が決まってかなり一安心。
実際に購入したのは、1週間後の幕張メッセの家具バザールでまとめ買いしたときです。店頭価格よりも安く購入することができて良かったです。
恒例のネタバレですが、マイホーム完成後の食器棚を紹介します。この食器棚のおかげで、とても素敵なインテリアになっています。