リビングの床材工事、上り框の取り付け/建築日記67日目
スウェーデンハウス工事67日目。
前回までの時点で、外壁通気胴縁の取り付け工事が完了しました。
内装工事では、リビング床材の張り付け工事と上り框(あがりかまち)の取り付け作業を行いました。部屋の中に入ると、すでにリビングの床材の半分以上は張られていました。
リビングの床材は、ライブナチュラル(朝日ウッドテック)のシカモア(ピュアハード塗装)を選びました。詳細については「1階リビングの床材、決定」を参照してください。
明るい床でイメージどおりです!ところどころに見えるカーリー杢(もく)がいい味をだしているんです。
我が家は、1階がシカモア、2階がハードメイプル、2階寝室がブラックチェリーと、場所によって床材を分けています。ほんとはシカモアで家全体を統一したかったのですが、予算の関係で2階はハードメイプルとしました。
シカモアにした理由は、ハードメイプルよりも色が明るかったからです。つくば展示場が、無垢材のカレリアバーチを使っていたので、その色に近づけるためにシカモアを選びました。シカモアは、時を経るほどにやわらかな風合いの琥珀色に変化します。
因みに、無垢材のカレリアバーチ(幅広タイプ)に変更すると、確かリビングだけで30万近いコストアップといわれて、検討する余地もなく切り捨てられました(笑)。
それに、無垢の床材はメンテナンスも大変らしいので、まぁいいかなといった感じです。以下写真がカレリアバーチです。素敵ですね。
床材の施工の話に戻りますが、スウェーデンハウスの場合、
釘は外壁パネルを組み立てたときと同じように、外見上では見えない位置から斜め打ちして固定させます。
以下写真は、リビングの床全体が養生シートで養生された状態です。養生シートはズレないように養生テープで固定させます。
養生シートとはいっても、それほど分厚いシートを使っているわけではないので、その下にクッション材を敷きます。
クッション材は写真では薄く見えますが、意外としっかりしているので安心です。とはいっても、養生シートとクッション材を合わせてもそんなに分厚いものではないので、大きなモノを落とせば床材にキズがつく可能性もあります。
ライブナチュラル(ピュアハード塗装)は表面が硬いのでめったなことではキズはつきませんが、無垢の床材はもともとがキズつきやすい素材なので注意が必要です。
養生シートはあくまでも、擦り傷を防止するために敷くものと心得ましょう。また、床材を張った後でも他の工事がまだまだ続くので、多少のキズがついてしまうことはやむおえないぐらいに大きな心で構えておいたほうが精神衛生上、好ましいと思います。
玄関入ってすぐのところには、上り框(あがりかまち)が取り付けられていました。
僕たちが採用した上り框は、1階床材のシカモアと同じメーカーの、
この上り框はサイレックス塗装になっているので、ピュアハード塗装の床材ほどの耐傷性能はありません。
その他の変化として、天井点検口の扉が置いてありました。
以上で、リビング床材の張り付けは完了です。
次回は、外線引き込み事件について説明していきます。