復興支援・住宅エコポイントの再開!/契約から着工まで
前回は、3匹目のムースくんをもらった話をしました。今回は、住宅エコポイントの話について説明していきます。
僕たちがマイホームを建てようと考え始めたのは2011年の2月です。その時、住宅エコポイントの締め切り期限は2011年7月末でした。
2011年7月時点といえば、僕たちがハウスメーカー選びをしている真っ最中で、どうせ急いでも間に合わないとわかっていたので住宅エコポイントに関しては完全に諦めていました。
ところが、同年10月21日になって、
とのニュースが舞い込んできました。
2011年10月時点では、「再開が位置づけられた」とだけ、国土交通省のホームページに掲載されていたので、ほんとに再開されるかどうかは疑心暗鬼なところがありましたが、翌年の1月25日になってようやく、住宅エコポイントの申請が開始されたので、住宅エコポイントをもらえることが現実味を帯びてきました。
住宅エコポイントに関してはまったく期待をしていなかったので、この知らせを聞いたときはかなりテンションがあがりました!
新たに再開された住宅エコポイントは、被災地の復興支援を目的としたもので、前回打ち切られた住宅エコポイントと区別するため、
復興支援・住宅エコポイントが再開されると、「平成23年10月21日~平成24年10月30日」までの間に着工した住宅に対して15万ポイントが付与されます。
特定被災区域に新築をする場合には、さらに15万ポイントが付与され、最大で30万ポイントがもらえます。特定被災区域は平成24年2月に改正され、
東日本大震災が起きたとき、僕たちは特定被災区域からギリギリ外れた隣町に住んでいたので、「15万ポイントしかもらえないやー」と残念に思っていたのですが、そうではなくて、
僕たちが新築する場所も特定被災区域に含まれていたので、復興支援・住宅エコポイント30万ポイントがもらえることになりました!
ただし、建築資金(工事費)に充当できるのはその半分の15万ポイント(即時交換)までで、残りの15万ポイントは被災地の特産物、商品券などの復興支援商品と交換しなければなりません。
一つだけ注意しなければならないのは、新築といってもエコ住宅の新築でなければポイントの発行対象にならないということ。
では、エコ住宅とはなんなのかというと、以下の(1)または(2)に該当する住宅であることが条件となります。
詳しいことは、復興支援・住宅エコポイントのホームページに行って自分で確認されたほうが間違いはないと思います。
そして、新たに建てる家がエコ住宅であることを証明するための申請費用がかかってきます。
これは通常、ハウスメーカー側にやってもらう手続きですが、自分で申請する方もいるようです。
申請手数料はハウスメーカーによってまちまち。スウェーデンハウスでは33000円の申請手数料を請求されましたが、これは安いほうかもしれません。
メーカーによっては、5万~10万近い申請費用を請求するところもあるみたいなので、まずはこれから建てようとしているハウスメーカーに申請費用の金額を確認してみてください。
それともう1点、今回の復興支援・住宅エコポイントで特筆すべきは、
ということではないでしょうか。
今回の復興支援・住宅エコポイントでは、「断熱改修」「バリアフリー」「省エネ設備の設置」の合算で30万が上限となりますが、別枠で耐震改修はさらに15万ポイントを加算することができ、最大で45万ポイントの補助が受けられます。
ただし、断熱改修と同時に行うことが条件になってきます。
耐震改修の対象となる住宅は、1981年5月以前に着工され、現行の耐震基準を満たさない住宅に限られます。申請には、建築士の証明が必要となります。
復興支援・住宅エコポイントの工事対象期間は、以下の通りです。
申請期限は以下のとおりです。
ポイントの申請が予算額(1446億円)に達した場合は、期限前でも発行が終了するので気をつけてください。
※追記
被災地以外の地域を対象とする予約申込みは2012年7月4日(水)9時到着分をもって受付終了しました。
次回は、いよいよ全ての打ち合わせが終了します。