玄関土間の断熱工事/建築日記92日目

2012年2月22日(水)/玄関土間の断熱工事

 

スウェーデンハウス工事92日目。

前回までの時点、階段手摺り子の取り付け工事が完了しました。

 

今回は、玄関土間の断熱工事について説明していきます。まずは、スウェーデンハウスの玄関土間がどのような構造になっているかを以下図で見て行きましょう。

現在は、土壌処理剤を散布した段階まで終了しています。

 

これから断熱材を敷いていくわけですが、使用する断熱材は、

 
カネライトフォームのスーパーE-Ⅰ(株式会社カネカ)です。

 

玄関に置いてあったカネライトフォームは、幅910mm、長さ1820cm の規格品でした(上写真参照)。

カネライトフォームの特徴として、

 
独立気泡の小さな泡の中に気体を閉じ込めたことにより、熱伝導の三要素として知られる熱の「対流・輻射・伝導」の数値を小さく固定し、独立気泡が熱をさえぎって結露を抑制します。

 

まず最初に、断熱材のカネライトフォームを適度な大きさに切断したあと、土間コンクリートの上に敷いていきます。

 

敷き終わったら防水テープで断熱材と断熱材を接いで終了です。

 

スウェーデンハウスでは、玄関土間に水を撒いて掃除をしたり、デッキブラシで洗い流す方法をご法度としています

その理由は、玄関土間には上り框付け框などの木材が多く使用されているので、水で濡らしてしまうと木に水分が入り込み、湿気をすいあげてカビや腐りが進行してしまう可能性があるからです。

また、長い年月の間にタイル目地が割れ、その割れ目から水が浸透して断熱材を濡らしてしまう可能性もあるからです。

玄関土間の掃除をする際には、固くしぼった雑巾で拭きとる程度で良いそうです。

 

以上で、玄関土間の断熱工事の説明は終了です。

次回は、内部塗装工事について説明していきます。

 

玄関土間の掃除というと一般的にはデッキでこしごし水洗いを想像しますが、スウェーデンハウスでは玄関土間の水洗は厳禁であることを覚えておこう!
 
 
 

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