窓化粧枠のコーキング工事/建築日記90日目

2012年2月16日(木)/窓化粧枠のコーキング工事

 

スウェーデンハウス工事90日目。

前回までの時点で、縦張りピーリング工事が完了しました。

 

今回は、窓化粧枠の塗装工事について説明していきます。コーキング工事の詳細については、「外壁コーキング工事」で説明しているのでそちらを参照してください。

窓化粧枠は、クラボウのクランセリートという窯業系の化粧材が使われています。化粧枠と化粧枠の間には、わずかな隙間があくので、防水性の確保のためにその隙間をコーキングして埋めていきます。

コーキングを打つ場所は、主に窓化粧枠のフチの部分です。

 

窓化粧枠をじっくり見ていると、コーキング剤(シーリング材)がたれて窓化粧枠に付着したような跡がときどき見られます。

これらの不意についた付着跡を逐一、報告していては作業する職人さんも気分を悪くしてしまうので、気になった箇所はメモ帳などに書き留めておき、あとからまとめて報告したほうが効率的です。

 

窓化粧枠用のシーリング材は、どうやら緑に近い色がなかったらしく、黒に近い色でコーキングをしていました。

 

なので、窓化粧枠のグリーンと色が完全に同化しません。

 

コーキング業者のおじいちゃんはそのことがすごく気になっていたらしく、色が違うことを現場監督に報告したら、再度、コーキングの上から再塗装をしてくれるとのこと!

わーいわーい!おじいちゃん作業員に、グリーンの近似色がないと言われていたので、それならしょうがないかと諦めていたところなのですごく嬉しいです。

 
このように上塗りができるのも、変成シリコーン系シーリング材(さいでぃんクン)でコーキングしているからこそです。

 

後日、塗装業者がやってきてくれました。庭にグリーン缶が置いてありました。

 

で、塗装してもらったのが以下の写真。シーリング材のブラックと窓化粧枠のグリーンが完全に同化しています!すごく気持ちがいいですね。

 

塗装業者さん、どうもありがとう~!そして、色の違いを妥協しなかったコーキング業者のおじいちゃんもどうもありがとう~!

 

以上で、窓化粧枠のコーキング工事の説明は終了です。

次回は、足場解体工事について説明していきます。

 

シーリング材の色が窓化粧枠と異なる場合は、窓化粧枠と同じ色で上塗りしてもらいましょう。また窓化粧枠にシーリング材の跡がないかも要チェック!
 
 
 

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