砕石工事/着工から基礎工事完了まで
着工から2日目。天候は晴れ。前回は、遣り方、根切り工事を行いました。
今日は昨日の続きで根切り工事(ねぎりこうじ)を行いました。根切り工事とは、基礎をつくるために地面を掘削していくことです。
根切り工事が終わると、次は砕石工事が始まりました。
砕石にも種類があり、粒子の細かさによって固まりやすいもの、そうでないものとがあるそうです。
住宅用としては、クラッシャーラン(C-40)を使うのが一般的。C-40とは、「最も大きな石の大きさが40mm以下」であることを意味しています。ちなみに、我が家の砕石がどのタイプを使っていたのかはわかりませんでした(笑)。
ここで2つの用語が出てきたので覚えておきましょう。
根切り底とは、根切り工事で地面を掘削したときの底の水平面のことを指します。
次にランマーですが、
簡単にいえば、機械的に圧力を加えて地面を固めていくための重機のことです。
よく工事現場なんかにいくと、「ダダダダダダダダダダ」と、大きな音を出して地面を固めている作業を見かけると思いますが、そのときに使っている重機のことを転圧機といいます。
僕たちの新築工事でも、タンピングランマーとプレートランマーは使われていました。プレートランマーは、プレートコンパクターとも呼ばれます。
砕石の敷きこみ後には、水平がとれているかどうかレベル確認を行ないます。
以上、工事2日目で「遣り方」、「根切り工事」、「砕石工事」までが完了しました。
翌日、工事はありませんでしたが、どのぐらい完成したのか見に行ってきました。砕石工事はキレイに完成していました。また、水平を取る際に張る水糸が除去されていました(「着工!遣り方、根切り工事の解説」を参照)。
角度を変えてもう1枚。
写真右手に手押し車が置いてあります。手押し車は、猫車(ねこぐるま)、もしくは単に猫(ねこ)とも呼びます。
根切り工事を行なって出た残土は、建築現場の隣の土地に置かせてもらっています。もちろん、無断で置いているわけではなく、数カ月前に不動産屋さんから許可をいただいて置かせてもらっています。
本来ならば、この残土を処分しにいき、穴を埋めなおす際に新しい土を買ってくるのですが、土を置かせてもらうことで残土処理費用分と新しい土の購入費用を浮かすことができました。
合計で7万ぐらい安くなりました。当初の予定では、14万円近く安くなるはずでしたが、それにしても7万円の費用削減はでかいです!
次回は、工事看板の設置について説明していきます。