マイホーム建築のきっかけ/マイホームのススメ編
マイホームを建てようと思ったきっかけ、それは人それぞれだと思います。
人生の一大イベントである結婚・出産がきっかけになる人もいれば、「転勤が落ちついた」、「同年代に影響を受けた」、「子供を転校させたくない」、「住宅展示場に行ったらその気になった」、「賃貸の支払いがバカらしくなってきた」、「地震に強い家が欲しくなった」などなど、そのきっかけは、千差万別です。
そこでみなさんにオススメしたいのは、
ということなんです。実際、なにかしらのきっかけでもなければ人生最大の買い物をする決意には至らないし、モチベーションもあがってきません。
まずは僕たちがマイホームを建てようと思ったきっかけを箇条書きにしてみましたので参考にしてみてください。
上のきっかけを見てもらえると分かると思いますが、マイホームを建てようと思ったきっかけのほとんどは、
前向きな捉え方をすれば、
僕たちが住んでいた賃貸アパートは、大型ショッピングセンターまで歩いて1分で行けるというアクセス面での好立地と引き換えに、家賃を抑えるために築数十年経ったアパートに5万3000円という安さで入居していました(以下、写真)。
周りに建っている新築アパートの家賃が最低でも8万以上であることを考えれば、そのアパートがいかに安かったかがわかります。
太陽の光は朝しかまともに入らず、日中の時間帯はどの部屋も薄暗い。西日すら入らず、午後4時か5時ぐらいになると、部屋の電気をつける生活・・・。風通しも悪いために湿気がこもり、部屋中にカビが繁殖。
ニトリで新しく買ったばかりの家具は、わずか二年でカビだらけ。
そして、おそろしいまでの低気密・低断熱で、いたるところからすきま風が吹き、夏のエアコンは全く冷えず、冬の暖房は暖かい空気はすぐに冷えてしまう。夏はまだ我慢できたのですが、
妻のわかなちゃんは、部屋の寒さでいつもお腹をくだし、僕もパソコンをするのに3着ぐらい重ね着をしたうえに、ネックウォーマーに薄手のはんてんと厚手のはんてんを2枚羽織り、靴下を二重に履いて、レッグウォーマーを身につけ、さらにその上から毛布をはおる生活。
僕たちはこのように服をレイヤードする状態を「タケノコ装備」と呼んでいました。
6畳部屋がようやく暖まってきた頃に、寝室や台所へ移動するとものすごい寒さなので、急激な温度変化ですぐにお腹を壊してしまうのです。
このアパートで二度目の冬を越した時、僕たち夫婦はマイホームを建てることを決意しました。2人の思いは、完全に一致していました。
これが、僕たちがマイホームを建てることを決意した瞬間でした。
劣悪な住環境を選んだことは我々の失敗でもあり、成功でもあったことは、いまだからこそ言える話です。