防虫処理・防湿シートの敷設/建築日記25日目

2011年12月15日(木)/水道の先行配管工事

 

スウェーデンハウス工事25日目。晴れ。

前回までの工事で、水道の先行配管工事が途中まで完了しました。今日も引き続き水道の先行配管工事を行います。

 

建物本体の四隅には雨水枡が5ヶ所取り付けられました。汚水桝よりも大きなフタが雨水枡なので、見てすぐにわかります。

 

次に、基礎にある土の部分に防蟻処理(土壌処理)を行いました。

これについては、シロアリ予防対策・土壌処理編で詳しく説明していますのでそちらを参照してください。

 

防蟻処理を行った後は防湿シート(防湿フィルム)を敷きます。これは防湿コンクリート(押さえコンクリート)を流し込むにあたっての前段階です。

敷いていたのは、TRIOFOLというスウェーデン製の防湿フィルム。通常、日本の防湿シートは1mm なのですが、この防湿シートは厚さが2mm。ちょっとやそっとでは破れない、とても頑丈な防湿シートです。

家の工事が終わったあとに、余ったものを貰って使っていますが、このシート、ほんとに丈夫です。それでいてハサミで裁断しやすく、取り扱いにも便利です。

 

 
防湿シートは、土の上に直接敷くことで、床下面からの湿気を防いでくれます。

 

布基礎の場合、以下図のように防湿シートの上から防湿コンクリートを打設するのが一般的です。スウェーデンハウスの場合、防湿コンクリートの厚みは60mmとなっています。

 

防湿コンクリートを打たないメーカーや工務店もあるようですが、ベタ基礎ならまだしも布基礎で防湿コンクリートを施工しないと、床下面からの湿気で床下がカビたり、シロアリに侵入される恐れがあります。

これから家を建てる方は、防湿コンクリート施工の有無の確認をとっておきましょう。

 

今日のその他の作業として、玄関土間、キッチンの土間勝手口に鉄筋が組まれました。以下は玄関土間の鉄筋です。

 

最終的にはベタ基礎のような感じで、モチ網状に配筋(メッシュ筋)されます。

 

こちらがキッチン土間勝手口の配筋のようすです。

 

ウッドデッキに使われていた木製型枠がすべて取り外されていました。

以下写真、赤枠の部分がウッドデッキの基礎です。土の埋め戻しも行われました。

 

残土処理置き場として使わせてもらっていた隣の土地の土も、すべて我が家の土地に埋め戻されました。貸していただいてどうもありがとうございました!

 

明日の工事では、防湿コンクリート打設工事について説明していきます。

 

土壌処理として防蟻剤を散布したあとに防湿シートを敷きこみます。他社のものと比較してSWHの防湿フィルムはとても頑丈でしっかりしています♪
 
 
 

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