イケア(IKEA)のベビーベッドを購入/添い寝ベッド/SUNDVIK
新居用アイテム「ベビーグッズ・ベビー用品編」の紹介です。
今回は、イケア(IKEA)で購入した添い寝タイプのベビーベッドを紹介していきます。
これが今回購入したイケア(IKEA)のベビーベッド、SUNDVIKです。
片側を取り外して使用することができるので添い寝ベッドとして使うことができるのが購入の第一のポイントでした。色はホワイトを選択。
片側を取り外さずに組み立てた場合の完成図(カタログ写真)はこちら。
SUNDVIKシリーズは、国内メーカー製のベッドのように柵を下げる機構はついていません。
にも関わらず、柵の高さが高いので、赤ちゃんをベッドから抱きかかえたり、寝かしつけたりするのは柵が邪魔をして態勢的にツライものがあります。このベッドは平均身長が日本人よりも高いスウェーデン人仕様なのか?と思ってしまうほどです。
なのでウチはこのベビーベッドの片側を最初から取り付けずに、添い寝ベッドとして活用することにしました。
というのも、国内メーカー製のベビーベッドは柵を下げられるのは良いのですが、安全上の観点からベッドの床板と平行になるまで柵を下ろせるタイプはほとんどありません。
赤ちゃんが誤って下に落ちたり、隙間に挟まったりしないよう、床板から10cm~15cmほど柵が高くなっているわけですが、それでは大人が赤ちゃんの方向に手を伸ばした際に常に柵が邪魔になるし、添い乳なども一旦、起き上がらないといけなくなります。
それではちょっと面倒かな・・・と思い、添い寝ベッドを探していてようやく見つけたのがこのイケアのベビーベッドだったのです。
それではさっそく、寝室の大人用のベッドの横に並べてみました。
大人用ベッドは無印良品で購入した木製ベッドフレームに、超高密度ポケットコイルマットレスを使っているのですが、ベッドとマットレスの高さを足した床からの高さは約45cm ほどあります。
これは国内メーカー製の一般的なベッドの高さ(約40~45cm)とほとんど同じです。マットレスの厚み次第で約5cm ほどの高さの違いはあります。
ベビーベッドを添い寝ベッドとして使うには大人用のベッドと平行でなくては意味がないわけですから、ベビーベッドの床からマットレスまでの高さは約45cm以上±3cmでなくては添い寝ベッドとしては不便です。
では、イケアのベビーベッドの床から床板までの高さ(ベッドベース)はどれぐらいなんだろう?と思って公式サイトを見てみるも、「ベッドベースの高さは2段階に調節できます」としか記載されておらず、ベッドベースの高さの情報は一切かかれていません。
このアバウトさこそスウェーデン流というか外国人流というか、なんとも不親切。日本メーカー製のベビーベッドなら高さの記載がないなんてまずありえないでしょう。仕方がないので、ベッドベースの高さを測りにイケアまでひとっ走りしてきました。
で、測ってみたところ、下段の高さが床から約27.5cm、上段の高さが床から約43.5cm でした。通常、新生児のうちは上段の高さでの使用になるので、43.5cm にさらにマットレスの高さを加える必要があります。
イケアのマットレスは種類がたくさんあり、どれを選ぶか迷ってしまいます。スプリングの有無、厚み、中素材、耐久性によっても値段が大きく変わってきます。
本来なら快適性を重視して、なるべく厚みのある10cm タイプのマットレスを選びたかったのですが、そうするとイケアのベッドベースの高さ(約43.5cm)にマットレスの厚み(10cm)が加わり、床からマットレスまでの高さが約53.5cmになってしまいます。
我が家の大人用のベッドの床からマットレスまでの高さが約45cm であることを考えると、高低差をもっと減らしたかったので厚さ5cm、スプリング無しのヴィッサ・スラップナ/VYSSA SLAPPNA(写真1番左) を選びました。
これにより、ベビーベッドの床からマットレスまでの高さが約48.5cm、結果、大人用ベッドとの高低差が約3.5cm となり、許容範囲となります。これにて1件落着といいたいところですが、実をいうとここにたどり着くまでの過程にはひとつ問題がありました。
それというのは、
うちはベビーベッドよりも先にホッペッタのベビー布団セットを買ってしまっていました。もちろんサイズは、国内製メーカーのベビーベッドを想定した70cmx120cm で作られています。
掛け布団ならばちょっとぐらいサイズが大きめでも全く問題はありませんが、敷きマットはジャストサイズに作られているのが一般的なので、横幅60cm のベッドに70cmの敷きマットを敷いたら左右が5cmほど余ってしまいます。
左右5cm ならまだマシです。我が家のように添い寝ベッドとして使う場合は、どちらか一方に敷きマットが寄るので、10cm ほどはみ出てしまうことになり、これはちょっと看過することはできません。
せっかく高いお金を出して買ったベビー布団セットなのに、敷きマット分が無駄になってしまうのがシャクでしたが、ベビーベッドから敷きマットがはみ出るのも微妙な感じがしたので、やむなくイケアのマットレスを買ったという流れでした。
そして家に帰ってさっそくイケアのマットレスを敷いてみました。高さに関しては、計算通り、大人用のベッドの高低差と比べて許容範囲の高さになりました。マットレスもイケア純正のマットレスを買ったのでベッドにピッタリと収まっています。
斜めの角度から見てみてみると、大人用のベッドとベビーベッドの間にわずかな隙間があるのが確認できますが、これは高低差が約3.5cm ほどあるためにそう見えているだけで、この隙間に赤ちゃんが落ちてどうこうということはまずなさそうに思えます。
次に、事前に買っておいたベビー布団セットの敷きマット(70cmx120cm)を、イケアのベビーベッドに敷いてみました。単純に横幅60cm のベビーベッドに対して、横幅70cm の敷きマットを敷いているのだから10cmほどはみ出てしまうのは当然です。
再び、斜めの角度から見てみます。
すると今度は敷きマットが10cm広くなった分、大人用ベッドとの隙間が全くなくなりました。マットレスはそんなに柔らかいものではないので、安全上の観点からみれば赤ちゃんが隙間に挟まることが絶対になくなるため、70cmサイズの敷きマットのほうが適しているということになります。
あとは、この10cmのハミ出しをインテリア的に許容できるかどうかですが、それは自分のかわいい赤ちゃんと天秤にかけ、赤ちゃんの安全性を取るか、見た目重視で60cm サイズのマットレスで使用するかは使う側の判断にお任せいたします。
最後に、イケアのベビーベッドにブーフを寝かせてみました。気持ちよさそうにぐっすりと眠って・・・いや、目は開いているのでまだ寝ていないようです(笑)。ベビー布団は、ホッペッタ(Hoppetta)のシャンピニオンです。
大人用ベッドから自分が寝転がった視線でブーフを撮ってみました。ベビーベッドとの高さもちょうど良いです。ブーフの横にあるガラガラは、グランパパで購入したドイツ・シャーフ社製のものです。
イケアのベビーベッドが多くの国内メーカー製ベッドより優れている点、それはオシャレ感、デザイン性、そしてセール時期にも依りますが価格の安さ(6990円で購入!)ではないかと思います。
日本製のベッドといえば値段が高い割にデザイン性もあまり良いとはいえず、テカテカと光ったウレタン塗装のベッドがほとんど。さらにモノによっては、キャラクターの絵が描いてあって、「生活!子育て!頑張ってます!」という感じが全開なところが僕たち夫婦にとっては受け入れ難いものがあるのです。
それに比べて、イケアのベビーベッドは天然木の風合いと、カジュアルだけど落ち着いた雰囲気がインテリアにしっくりと馴染みます。子供ができたからといって今までの自分たちの生活スタイルや生活空間を大切にしたいというお宅ほど、案外、イケアのベビーベッドは合うと思いますヨ。
以上、イケアのベビーベッド、SUNDVIKの紹介でした。
この商品は、楽天市場で購入することができます。