ツーバイフォー住宅(2x4)における降雨対策について考える

2014年2月8日|ツーバイフォー住宅における降雨の影響について

 

オーナーズブログ「暮らしのダイアリー」、第17回目の日記は、ツーバイフォー住宅の欠点とも言われる建築中の雨濡れについて、スウェーデンハウスが採用する木質パネル工法と比較しながら素人なりに考えてみようと思います。

 

今回、どうしてツーバイフォー住宅の欠点である雨濡れについての記事を書こうと思ったかというと、新興住宅街にある我が家の近くで毎月のように新築工事が始まる中、たまたまツーバイフォー工法を採用している某大手住宅メーカーの建築現場を見れる機会があったからです。

ちょうどその時期(秋)、例年になく雨の多い年で台風が何度も直撃していました。そのメーカーでは窓の取り付けは上棟後なので、その間に雨が降れば当然ながら躯体はズブ濡れ、1階と2階の床もズブ濡れになります。

 
こんなに連日のように降り続く雨に対してなんの対策も施さないのだだろうか?この事実を施主さんは知っているのだろうか?

 

他人事ながらとても心配になりました。

それがツーバイフォーの建て方だと言われればそれまでなんですが、それにしても雨量の多い日本で家を建てる限り、雨を切り離して考えることはできません。もう少し降雨対策を真剣に考えて建築したらどうなんだろうか。

それが名前も聞いたことのないどこぞやの工務店なら仕方ないのかなとも思いますが、大きな展示場なら必ずといっていいぐらい入っている大手住宅メーカーがその有り様なのですから正直、驚きを隠せません。

まず、その住宅メーカーの建築方法で驚いた点は、

 
床組みから壁組み、上棟までの期間が長い!

 

ということ。

スウェーデンハウスの木質パネル工法では、床組みは1日、壁組みが始まったら1階と2階はそれぞれ1日、小屋組みも1日で完成。

 
つまり、スウェーデンハウスの場合は床組みから上棟までわずか4日という速さで完成します。

 

壁組みが完成したら透湿防水シートで躯体を覆い、作業が日をまたぐ場合は雨が降っても大丈夫なように必ずブルーシート養生をしてからその日の作業を終えます。詳しくは、1階壁組み養生中を参照。

 

スウェーデンハウスは予め工場で組み立てられたパネルを人数をかけて1日で一気に仕上げます。それが床組みから上棟までの工程の短縮化に繋がっているのですが、これがツーバイフォーになると、パネル部材が現場に運ばれた後は1名ないしは2名程度の大工さんが釘打ちで地道に1枚1枚のパネルを取り付けていきます。

上棟までの作業量はツーバイフォー工法の大工さんのほうが明らかに多いのです。

そのため、1階部分の壁組みだけで4~5日、2階部分にも同じ日数がかかり、上棟までは2週間近くの日数がかかることも決して珍しいことではありません。

 
上棟まで2週間もかかれば、当然、その間に雨が降る可能性は高くなります。

 

にも関わらず、

 
雨が降っても躯体を養生するわけでもなく、木材(構造用合板)がむき出しの状態で何日も濡れっぱなしの状態にしていました。

 

これについては、構造用合板に乾燥材を使っているから水に濡れても性能低下はないと言い張る営業マンもいれば、十数年過ぎたあとに見えない部分で結露、腐り、カビなどがでてくる可能性があると言う営業マンもいます。

実際のところはどうなのかは素人の僕にはわかりませんが、主に構造用合板に使われるSPF材は雨に弱いと言われていますし、雨に濡れないで済むならそれに越したことはないハズ。

 
少なくとも木材が水に濡れて悪い影響を及ぼすことはあっても、良い影響を及ぼすことは何一つないでしょう。

 

僕はその建築現場でさらなる驚きの作業工程を見てしまいました。その建築現場は、連日の雨によって工事が遅れていました。その遅れを取り戻すためだったのかはわかりませんが、まとまった雨が降った日の翌朝、

 
躯体(木材)が湿った状態であったにも関わらず、乾燥もさせないうちに透湿防水シートで躯体をくるんでしまったのです。

 

工事を急ぎたかった気持ちもわからないでもありませんが、それはあくまでも施工側の都合。施主にとっては急いで工事をされることのメリットなんてどこにもありません。

そもそも、透湿防水シートで躯体をくるむ作業はスウェーデンハウスでは壁組みが完了した直後に行っています。上棟して何週間も経ってからようやく腰をあげてやるような作業ではないと思うのですが・・・。正直、僕はこの建築現場を見て閉口してしまいました。

別にツーバイフォー住宅のすべてがこういった施工方法ではないとは思いますが、それでも大手住宅メーカーでこうした実情を見てしまうと、雨量が多く、高温多湿な日本でツーバイフォー住宅を建てるのってどうなんだろうなと疑問に感じてしまったのも事実です。

こういう現場を見てしまうと、

 
ツーバイフォーで建てるなら雨量の少ない乾燥した冬の時期を狙って建てはじめるのが賢明だといえるでしょう。

 

最後に、比較をして持ち上げようというわけではありませんが、スウェーデンハウスの場合、床組みから壁組み、小屋組み、上棟まで雨に濡れないような万全の養生体制が整っています。

特に、屋根下地(野地板)に敷き詰める15mほどのブルーシートは圧巻!詳しくは、間仕切り工事を参照。

 

いままでたくさんの建築現場を遠目から見てきましたが、僕が知る限り、ここまで完璧に養生するメーカーはスウェーデンハウスでしか見たことがありません。

ツーバイフォー住宅を検討している方は、そのメーカーあるいは工務店がどのような施工方法で建築していくのか、雨が降った場合はどのような養生方法をしてくれるのか、営業さんに聞くなりして契約前にしっかりと把握しておく必要がありそうです。

これからツーバイフォー住宅で建てる方にアドバイスするとしたら、

 
着工したら施主がこまめに建築現場を見に行くことが大事!施主の目があるのとないのとでは現場の緊張感が違います。

 

こまめに建築現場を見にいけば、大工さんとしてはやりにくいかもしれませんが「よし!見に来てくれてるから頑張ろう!」と士気があがるかもしれませんし、なにより適当な作業は絶対にできなくなります。

適当に作られてしまう家ほど施主さんが全く現場に顔を出さないものです。そのことをしっかりと念頭にいれた上で素敵なマイホームを建ててくださいね♪

以上、これにて第17回目の「暮らしのダイアリー」は終了します。

 

 
 

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